鹿の子遺跡は昭和54年に第1次調査が行われ、現在でも継続的に調査が行われています。特に昭和54年から57年にかけて調査が行われた常磐道建設に伴う第2次調査(いわゆる鹿の子C遺跡)では連房式竪穴と呼ばれる長大な鍛冶工房が検出され、全国的にも注目されました。出土遺物では小札(こざね)という甲冑の部品が多く出土したことから、中央政府による対蝦夷政策のために武具を生産した工房と考えられています。また、鉄製品の仕上げに使用される漆を含んだ紙(漆紙文書)も検出され、その内容は古代の公文書であることが判明しました。今回の展示ではこれらの鹿の子遺跡群の発掘調査の成果をご紹介いたします。
場所
石岡市立ふるさと歴史館(石岡市総社1-2-10 石岡小学校敷地内)
期間
令和5年4月5日(水)~令和5年7月2日(日)
午前10時~午後4時30分
※休館日:月曜日(祝祭日のときはその翌日)
※新型コロナウィルスの状況により予定が変更になる場合があります。
案内チラシ
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解説冊子
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7.56MB |
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