
伝統工芸
【竹矢】
明治初期、大政奉還直後から始まった竹矢作り。
県内でも唯一のこの伝統が、石岡市で、今も受け継がれています。
材料は、筑波山周辺の、良質の矢竹。
強度や弾力があり、竹の品質に歪みがなく、形の整ったものであることが特徴です。
竹矢作りは、時間をかけて乾燥させた竹を、ナイフで削り、長さと重さを均一にし、ゆがみを直し、焦がしながらまっすぐに整えていく作業の繰り返し。
優れた竹矢を作る工程は、気の遠くなるような細かい作業の連続です。
こうして職人の手によって仕上げられた竹矢は、節目の模様、色や艶、矢が放たれた時の音などが、多くの弓道愛好家から好まれています。
【杉線香】
石岡市の八郷地区は、土地の傾斜と多くの水源が生活を支えてきたため、水車を利用した商業が栄えてきました。
その文化は、今もなお、この地に生きづいています。
江戸時代末期から続く、水車を利用した杉線香づくり。
原料には、筑波山麓で伐採された杉の葉を使用します。
自然乾燥させた杉の葉を、里山の清流を原動力とする水車で、一日半から二日をかけて、ゆっくりと搗いていきます。
水車で細かく砕かれた杉の葉は、篩にかけられ、さらに細かくなった杉の葉は、清流の水を沸かしたお湯で練り上げられ、成形されていきます。
使う材料は、天然の杉と湧水だけ。
この製法は、100年以上変わらず続いています。
杉の葉の粉だけで作り上げられる、自然の恵み、杉線香。
杉特有のまろやかなやさしい香りは、日本の心を伝える、伝統工芸品です。

- 石岡市合併10周年記念映像
- 平成27年10月4日(日)に開催されました石岡市合併10周年記念式典にて上映しました石岡合併10周年記念動画です。「人の想いが彩るまち」石岡市を是非ご鑑賞ください。

- 石岡市合併10周年記念映像 ディレクターズカット版
- 平成27年10月4日(日)に開催されました石岡市合併10周年記念式典にて上映しました石岡合併10周年記念動画を元に式典上映時間の都合上、カットされた映像を交えながら再編集した動画です。

- いざというときに -AEDを使った救命措置のご紹介-
- 石岡市では,万が一の緊急事態に備えてAEDを使った救命措置の方法について,わかりやすく動画でご紹介していします。ぜひこの機会に適切な応急手当てを学び,日ごろから身につけておきましょう。
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