くらし・市政

新・市長日記 星のふるさと(広報いしおか12月15日号)

11月15日(日)

星のふるさと

悪天候を心配していた柿岡城まつりは、開会時にはすっかり雨が上がり、大勢の人が集まってきました。

回を重ねて今年は第27回、そのスタートは平成元年でした。
「そのときは、商店街を江戸時代風にして、出演者の出で立ちから装束まで当時の姿を再現しました」と語るのは初代実行委員長だった菊地清商工会会長です。

目抜き通りにはいくつもの模擬店が並び、子供から年配の方まで、楽しそうに歩いています。
建設部会による上棟式や商業部会の手打ちそば、女性部のけんちん汁など、この地域らしい企画と味が楽しめました。
餅まきは5か所もあり、回を重ねる毎に人数が倍増し、最後の商工会館前は大変な人だかり。
たくさんの笑顔に出会い、心の触れ合いを感じるひとときでした。

そんな余韻を感じながら、仕事を終えて帰宅し何気なく夜空を見上げると、久々の満天の星でした。
南東の空にはオリオンが姿を見せ、赤く輝くベテルギウスと小犬座のプロキオン、大犬座のシリウスが冬の大三角形を描いていました。
「そういえば、この時期はしし座流星群の最盛期か」私は、半世紀前のことを思い出しました。

そう、中学生の頃、私は熱狂的な天文少年で、毎晩のように星を見ていました。住まいは中心商店街の一角だったため、周囲は夜でも明るく天体観測には良い条件ではありませんでした。
しし座流星群の観測をしたのが、昭和41年11月20日のこと、夜の2時から4時までの2時間で32個の流星を記録しました。そのうち、1つが大流星で4つが停止流星でした。
大人になったら閑居山の向こうの条件のいい場所で天体観測をしたいと切実に考えていました。カール・ブッセの詩「山のあなたの空遠く」のように、山の向こうの筑波山麓にはすばらしい「星のふるさと」があると中学生なりに思いを馳せたのでしょう。

半世紀経って、私は偶然にも閑居山の向こう側に住み、星空を見上げていました。
澄んだ大気と漆黒の夜空、八郷盆地は確かに恵まれた「星のふるさと」といえましょう。これまで、常陸大宮市の花立山天文台や福島県白河市の天文台に足を運びましたが、ここの空の条件は劣りません。

『星のふるさと1』の画像 
▲石岡の星空

『星のふるさと2』の画像
▲白河の関天文台にて

この環境を生かして、子供たちに「星のふるさと」を体験させてあげたい。
そんなことを思いながら夜空を見上げていると、牡牛座から銀河に向かって、ひときわ明るい流星が走っていきました。

文・写真 今泉 文彦

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