5月27日
手に手つないで
ノバホールで国際ロータリー第2820地区(茨城県)大会がありました。
昨晩は、その関係者による歓迎晩餐会がつくば市内のホテルで開かれ、大井川県知事をはじめ、五十嵐つくば市長、タイやフィリピンなど海外からのロータリアン、全国各地から会員が招かれ、大いに盛り上がりました。
最後に、全員が大きな輪になってロータリーソングを歌って、まさに大団円の終了となりました。
一つの輪を実感した瞬間、私はこれが国際奉仕をうたうロータリーの精神だと感じました。その精神とは地球に住む人の輪を実感することです。
世界に住む73億人を100人の村に例えると、52人が女性で、48人が男性です。30人が子どもで、70人が大人そのうち7人がお年寄りです。
村に住む20人は、栄養が不十分で1人は死にそうです。でも15人は太り過ぎで、75人は食べ物の蓄えがあります。17人は安全な水を飲めません。自分の車をもっている人は、豊かな7人のうちの1人です。
このことを知ったなら、私たち日本人がいかに恵まれているかを感じることでしょう。
奉仕によって、伝教大師・最澄の言葉のように「一隅を照らす」ことが実現します。
私は地元市長として壇上に上がり、そのことを挨拶で述べると、国際ロータリー第2820地区から新庁舎のための寄付がありました。
文 今泉 文彦
▲寄付は新庁舎のために役立てられます。