石岡に来た人紹介 和知祥子さん【後編】

和知祥子さん、後編です!

フルタイムで働きながらマヨネーズの製造販売をされ、そのうえ有機農法での農作物も作っていらっしゃる和知さん。

マヨネーズ作りのこと、石岡へ望むこと、これからのこと、などについてお聞きしました。

和知さん_後編1

マヨネーズをつくる 2009年の新規就農直後から作り始め、2017年から本格的にスタートしました。
 コンセプトは、野菜本来の味を邪魔せずに、その美味しさを引き立てる、あくまでも野菜を主役とした優しい味、であること。
 シフォンケーキを作ってマルシェで販売していた方に卵黄を分けてもらったことから、マヨネーズ作りが始まりました。
 シフォンケーキは卵白しか使わないので、余ってしまう卵黄で何か作ってみない?と声をかけてくれたのです。そこで私もプリンやカスタードクリームへは考えが向かず、野菜が美味しく食べられるもの→マヨネーズ、となったんです。
 当初は分けていただいた卵黄のみで作っていましたが、シフォンケーキとマヨネーズ、双方の製造タイミングが必ずしも合致するわけもないので欲しいときに卵黄が手元になかったり、味の調整など試行錯誤を繰り返すうちに、最終的には全卵で作ることにしたんです。
 こだわったのは、当然ながら何といっても卵!石岡産の平飼い卵のみを使っています。卵の質によって出来上がりが違います。
数年前、鳥インフルエンザ流行多発と飼料価格高騰の影響で一時直売所から平飼い卵が消えて無くなり購入困難となってしまい、困り果てたことがありました。
 そんなときに市内の平飼い農家の”のむらファーム”さんを頼ったことがきっかけで、以来ずっと”のむらファーム”さんの平飼い卵を使わせてもらっています。
 つくば市の知人が主催するマルシェから始まり、そのマルシェ仲間さんからのお誘いで他のマルシェに飛び出して、そこから加速度的にマヨネーズ繋がりのご縁が広がった感覚です。昨年(2025年)5月に開催された水戸市でのイベントをきっかけに、石岡市のふるさと納税返礼品にも登録しました。
 これまでは細々と、手作り感満載であることをウリにしてきたのですが、さすがにふるさと納税の返礼品として送るには体裁を整えたいと考えてリーフレットを作ったり、店舗デザインも考えました!
 とはいえ、こだわりのマヨネーズ作りもあくまでも趣味!好きなことをしているだけ、です。

   ※平飼い卵 鶏舎内や屋外の地面で鶏を自由に歩き回らせて飼育する”平飼い”という方法で生まれた卵

困ったこと ・・・あんまり感じないんですよね。。今の住まいはスーパーもドラッグストアも医療機関も近くにあるし、JR石岡駅も近いので、日常生活を送るうえではあまり不便を感じません。。
 ちょっとおしゃれなお店が近くにあればいいな、とも思うけれど、どうしてもというときには仕事帰りにつくばや土浦に出られるし、イベントや習い事でも電車に乗ってササっと東京に行けちゃうので!
 そういう点でも、やっぱり石岡の満足度、高いんですよね。
 ただ、マヨネーズと相性の良い、ハード系のパンが市内で気軽に買えるともっとうれしいな。

石岡がもっと良くなるといいな 経済的な繁栄のみが豊かさとは思わない。日中は活動的で活気があっても、夜になったらちゃんと暗さを感じて休める、人間らしい生活が送れる街っていいな、と思っています。
 それから、社会課題だとは思うのですが、学生、若者が集える場所があったら良いのに、と思います。
 学生がいる街はやはり活気があるじゃないですか。
 少子化は止められない問題だけれど、子どもが成長して地元に戻ってきたときに、行ける場所・集える場所がないというのは寂しい。
 それと、石岡をキーワードにしたイベントがあると良いな。いまもテーマを変えて、市内各所で開催されていますが、”やさと”と”いしおか”、エリアに分かれている感じがするんです。エリアを超えて、市民のみなさんが気軽に参加できるイベントがあるといいな。
 国道6号バイパスの開通も控えていて、渋滞が緩和されることは喜ばしいけれど、単なる通過点になってしまって、市内が閑散として寂しくなってしまいそう。そうなったときにこそ、市民が楽しく過ごせるように、繋がり合って団結するときだと思っています。市民自身が楽しんでいるエネルギーが、外の人をひきつける引力になるはずですから。
 石岡に住んでいるからには、石岡がより良くなって欲しいな、と思っています。

これから あくまでも構想ですが、5年10年後の楽しみにと、果樹を植え始めようと思っています。いろんな果樹を育てる楽しみ。果樹の下でみんな集まって繋がれる楽しみ。
 交通アクセスが比較的良い現在の自宅で、そんな場所・拠点づくりをしてみたくて、今から少しづつ整えているところです。
 また羊も飼ってみたいな、とは思っています、ペットとして!
 JA有機部会の皆さんとのお付き合いから始まり、そこからは本当に色んな方々のご紹介と繋がりでここまでやってこられました。
 「こんなことしたい」とお話ししてみると、「それやりたいなら、”あそこ”の”どこそこ”に”こんなこと”やっている人がいるよー」と紹介してくれて、そこから色んな人脈でご縁が広がって、また次のご縁や世界が広がって、次へ、次へ、の繰り返しだったので。人の繋がりということが一番”強い”んだと思います。
 地域特有と思われる比較的密度の濃い人との繋がりも、私にとってはむしろ新鮮だったので、農家さんのお茶(休憩)時間にこちらから飛び込んで行ったりしていました。
 地域の皆さんが多分”普通”と感じていることって、東京で会社員をしていただけでは知ることも経験することもなかったであろうこと。そういった日常の中のひとつひとつを知っていくことが楽しかったんです。
 一連の繋がりの中で、延長線上でごく自然にここまでやってきた。きっとこれからもそうなんだと思います。
 私?忙しそうに見えますか?いえいえ、すべて好きでやっていること。せっかくお日様が元気なのに、家の中で籠っていたらもったいないです!家の中で何もせずにボーっと過ごしている瞬間なんて、ないですね!

和知さん_後編用スタッフ

”雇い主”和知さんおススメのアングルで



石岡に来てよかったですか?
 はい!繋がりを頼ってここまでこれて、本当に良かったと思っています!


これから移住される方のメンター(助言者)になっていただけますか?
 もちろんです!
 私自身、常に仲間を募ってるような感じですから!
 出会いと繋がりの連続で”いま在る”私の経験が、もし、これから、他の誰かの道に繋がるのであれば、ぜひお役に立ちたいと思っています。


穏やかなお人柄、お優しい声色。終始和やかな雰囲気でお話しをお聞かせくださった和知さん。
”好きなことだから、趣味なので”と、気負いなく繰り返しおっしゃいましたが、”好きなことを好きなままで続けるための選択”は、生半可なことでは取れなかった選択だと思います。
再び石岡に来てくれた和知さんに、心からのエールを送らせていただきたいと思います。

和知祥子さんのInstagram

和知さんインスタ

https://www.instagram.com/shun_yasai_mayo?igsh=eWJmY3J2dmJpZDNy

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〒315-8640 茨城県石岡市石岡一丁目1番地1 本庁舎 2階

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  • 【更新日】2026年5月7日
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