神楽舞

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 八郷地区には,神楽舞と称される無形民俗の伝統芸能が2地区において保存継承されている。

 一つは,柿岡八幡神社に伝わる「太々神楽(十二面神楽)」である。文禄4年(1595)柿岡城主となった長倉義興が,長倉家と柿岡領内の武運と繁栄を祈願し,八幡神社を建立した際に,伊勢皇大神宮より奉納舞二十四神楽のうちの十二神楽舞を持ち帰り,八幡神社に奉納したと伝えられる。名月にふさわしい気品の高い舞と奏でられるリズムから「柿岡のジャカモコジャン」の愛称で親しまれ,市指定無形民俗文化財として地域の保存会の熱意と努力により,適切に歴史と伝統が継承されている郷土民俗芸能である。
 もう一つは,根小屋七代天神社に伝わる「代々十二神楽」である。永禄年間(1558~1570),片野城主太田資正が城の守護神として,久慈郡佐竹郷(常陸太田市)天神林に鎮座する七代天神所の神霊を迎え,その時,十二神楽を奉納したことにはじまるとされている。代々この地で長男に生まれた者に引き継がれたことから「代々神楽」ともよばれ,またこの神楽も奏でるリズムから「根小屋のジャカモコジャン」とも呼ばれている。市指定無形民俗文化財として,根小屋地区の保存会により,長年にわたりその伝統が立派に引き継がれている。


場所 柿岡

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  • 【ページID】1487
  • 【更新日】2013年9月6日
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