令和7年10月1日に、全国一斉に国勢調査が実施されます。国勢調査は、日本国内に住むすべての人と世帯を対象とする、国の最も重要な統計調査です。
国勢調査とは?
国勢調査は、国内の人口や世帯の実態を明らかにするため、統計法という法律に基づいて5年に一度実施される統計調査です。今回の調査は、大正9年の第1回調査から数えて22回目にあたります。
調査対象・調査期日は?
令和7年10月1日現在、日本国内にふだん住んでいる、外国人を含むすべての人および世帯が対象となります。
調査内容は?
大きく分けると「世帯員に関する事項」と「世帯に関する事項」の2つです。
【世帯員に関する事項】
男女の別、出生の年月、配偶の関係、就業状態、従業地又は通学地など13項目
【世帯に関する事項】
世帯員の数、住居の建て方など4項目
回答方法は?
オンライン(インターネット)又は紙の調査票(郵送回答)で回答できます。
まだ、お済でない方はお早めに回答をお願いします。
※回答期限は、10月8日となっていましたが、回答期限を延長しています。
結果の利用方法
国勢調査で得られた情報をもとに作成された統計は、次のように利用されます。
・公正な行政運営の基礎を成す情報基盤として
衆議院小選挙区の画定や、地方交付税の交付額の算定、国や地方公共団体における各種行政施策の策定・推進などに利用されています。
・国民や企業の活動を支える情報基盤として
国民が国や地域社会の実態を知るためや、企業や各種団体が商品・サービスの需要予測、店舗の立地計画などの経営管理を行うために幅広く活用されています。
・公的統計の作成・推計のための情報基盤として
将来人口を推計する上での基礎データや、国民経済計算などの加工統計での基準人口として用いられます。また、各種統計調査で信頼性の高い結果が得られるよう、全数調査である国勢調査の統計データを母集団として用いて標本設計が行われています。
個人情報は法律で守られています。
統計調査員をはじめとする調査関係者には、調査で知りえた情報の守秘義務と、これに反したときの罰則が定められています。
調査票に書いていただいた内容は厳重に管理され、統計作成の目的以外(税の資料など)に使用することはありません。どうぞ安心してご記入ください。
国勢調査2025キャンペーンサイト
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