石岡市の紹介(いしおかしのしょうかい)
石岡市の人口は約7万人。古くから商業(しょうぎょう)が活発(かっぱつ)だった石岡市の中心地は、郊外(こうがい)に大型商業施設(おおがたしょうぎょうしせつ)ができたことや東日本大震災(ひがしにほんだいしんさい)の影響(えいきょう)で空き店舗が多くなってしまいました。
そこでまちを元気にするために、石岡駅周辺(いしおかえきしゅうへん)をきれいにしたり、中心市街地(ちゅうしんしがいち)に人が集まるような取り組みをすすめています。
石岡市の顔、JR石岡駅をバリアフリー化し、東西の人の流れをスムーズにする予定です。西口とBRT専用駅前広場などの整備(せいび)をしてみんなが安心して利用できる駅前広場を作っています。
また中心市街地の新たな魅力や活力を生み出すため、新しくお店を経営したい人などを応援(おうえん)しています。
市の地理(しのちり)
石岡市は茨城県のほぼ真ん中にあります。面積は215.53km2で、県内で9番目の広さ。
東京から約70km、成田空港(なりたくうこう)からも約70km、茨城空港(いばらきくうこう)からは約10km、市内には国道6号や常磐自動車道(じょうばんじどうしゃどう)、JR常磐線(じょうばんせん)が通っていて、石岡駅から上野駅(うえのえき)へは特急電車(とっきゅうでんしゃ)で約1時間です。
市のほとんどは平坦(へいたん)で,西から北にかけて筑波山などの山がつらなっています。
そして1級河川(いっきゅうかせん)の恋瀬川(こいせがわ)のそそぐさきには、日本第二の湖,霞ヶ浦(かすみがうら)が広がっています。
年間平均気温(ねんかんへいきんきおん)が14.6℃と暖かく、1年間の降水量(こうすいりょう)は1,324mmで降雪(こうせつ)は年に1~2回です。
市のあゆみ
石岡市で人が生活(せいかつ)し始めたのは約3万年前の旧石器時代(きゅうせっきじだい)。
古墳時代(こふんじだい)には県内最大を誇る舟塚山古墳(ふなつかやまこふん)が現れ大和政権(やまとせいけん)を中心とした律令国家(りつりょうこっか)ができると、国府(こくふ)が置かれ常陸国(ひたちのくに・今の茨城県)の中心として栄え、江戸時代には府中藩(ふちゅうはん)が置かれ陣屋(じんや)で政治(せいじ)を行っていました。
近代(きんだい)の石岡市(いしおかし)
昭和28年11月16日 | 石岡町(いしおかまち)と高浜町(たかはままち)が合併(がっぺい)。 |
昭和29年2月11日 | 「石岡市」として、県内5番目の市制(しせい)を施行(しこう)。 |
昭和29年12月1日 | 石岡市と三村(みむら)、関川村(せきかわむら)が合併。 |
昭和30年1月1日 | 柿岡町(かきおかまち)、小幡村(おばたむら)、葦穂村(あしほむら)、恋瀬村(こいせむら)、瓦会村(かわらえむら)、園部村(そのべむら)、林村(はやしむら)、小桜村(こざくらむら)の1町7か村が合併し、「八郷町(やさとまち)」が誕生。 |
平成17年10月1日 | 石岡市と八郷町が合併。 |
市の概要(しのがいよう)
【市章】(ししょう)
石岡(いしおか)の頭文字「い」をもとにデザインされました。円に囲まれた「い」の字でまるくおさまる円満(えんまん)な市政(しせい)と、その発展(はってん)を表しています。
(平成17年10月1日制定)
【市の木】しい
高さ20mに生長するブナ科の常緑高木(じょうりょくこうぼく)で、5月下旬から6月にかおりのある花がさき、秋に実をつけます。
(平成17年10月1日指定)
【市の花】ゆり
ユリ科。日本と中国は百合の宝庫(ほうこ)といわれ、種類(しゅるい)がたくさんあるから欧米(おうべい)では人気があります。
(平成17年10月1日指定)
【市の鳥】ひばり
ひばりが翼(つばさ)を広げて天高く(てんたかく)飛ぶ(とぶ)様子は、はつらつとしています。そのような姿で石岡市の発展を表しています。
(平成17年10月1日指定)
石岡市が目指す将来像(しょうらいぞう)「誰もが輝く未来へ共に創る石岡市」をめざして、持続可能(じぞくかのうな)な社会の実現を皆で取り組み、だれもが生涯(しょうがい)にわたって輝く未来を創りあげることができるまちづくりをすすめています。
10月1日は石岡市民の日
10月1日を「石岡市民の日」。
石岡に暮らす皆さん一人ひとりが、自慢できるふるさとであり続けるために、石岡の歴史や自然を未来に引き継ぎ、魅力ある石岡市をつくっていくために制定されました。
石岡市民の日は、新たな石岡市が誕生し10年を迎えた平成27年に制定しました。
石岡市民憲章
市民憲章とは、石岡に暮らす一人ひとりの行動の規範であり、まちづくりのための活動目標を表すものです。
茨城大学の学生たちのサポートを受けながら、市内の中学生たちと一緒に考えました
<石岡市民憲章>
わたしたちは、ふるさとを誇り、活力と生きがいに満ちた平和なまちをつくるため、ここに市民憲章を定めます。
1 力を合わせ、みんなが集まる魅力あるまちをつくります。
1 きまりを守り、安全で安心して暮らせるまちをつくります。
1 互いを尊重し、笑顔と思いやりのあるまちをつくります。
1 色彩豊かな自然を生かし、きれいで快適なまちをつくります。
1 歴史と伝統に学び、文化を育むまちをつくります。
1 情熱をもって仕事にはげみ、夢と希望あふれるまちをつくります。
平成27年10月1日 制定
石岡市民の歌
合併10周年を記念して、市内に暮らす子どもたちを始め多くの方々に歌に込めたい「思いと言葉」を募集し,石岡市民の歌を作りました。
歌にまとめてくださったのは、故坂本九さんの長女で歌手の大島花子さんです。
石岡市民の歌 石岡、わがふるさと |
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作詞 大島花子・石岡市民のみなさん |
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1 |
筑波山 そびえる空は オッシャイナー オッシャイナー オッシャイナー 桜 蛍 獅子おどるまち |
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2 |
大杉(おおすぎ)の力強(ちからづよ)さは オッシャイナー オッシャイナー オッシャイナー ひばり 山百合 澄んだ星空 |
※歌詞の中の『オッシャイナー』ですが、『おっしゃってください』『言ってください』という意味が含まれています。
試聴はこちらのページから
https://www.city.ishioka.lg.jp/shiseijoho/shinogaiyo/page003457.html
石岡市公認マスコットキャラクター
合併10周年を記念して、石岡市のマスコットキャラクターを認定しました。
マスコットキャラクターの名前は、「いしおか恋瀬姫」「嗜(たしな)みうさぎ モモア」「満喫うさぎ カイ」
石岡市をPRするため活動します。みなさん応援してくださいね♪
いしおか恋瀬姫 《プロフィール》
なまえ | いしおか恋瀬姫 | |
性別 | おんなの子 | |
性格 |
困っている人をみると手助けせずにいられない。 恋の悩みに敏感♪ |
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ストーリー |
「いしおか恋瀬姫」は悠久の時と恋瀬川流域の豊かな自然より生まれた超自然的存在で美しい乙女。 |
嗜(たしな)みうさぎ モモア 、 満喫うさぎ カイ 《プロフィール》
なまえ | 嗜(たしな)みうさぎ モモア | なまえ | 満喫うさぎ カイ |
性別 | おんなの子 | 性別 | おとこの子 |
ストーリー |
石岡市は,まちを歩けば、鳥のさえずり、虫の鳴き声、風にゆれる木々の音が聞こえてきます。また史跡の残る市内各地には、昔の話をしてくれる物知りなお年寄りにも出会えます。そんな音や声を聞きたいと耳をそばだてている二匹の動物がいました。うさぎの「モモア」と「カイ」です。 |