市内で行われた国際交流活動について情報を発信しています。
フランス人留学生,いしおかを満喫
2016年7月3日から23日までの21日間にわたり,日本語・日本文化研修事業(フレンドシップいしおか主催)が行われ,フランスから13名の留学生が石岡市にホームステイし,様々な体験をしました。この留学生は,フランスの大学で日本語も学んでいる学生で,訪問した各施設では流ちょうな日本語で交流していました。
市長・教育長への表敬訪問では,市長から英語でのあいさつがあり,石岡市に来てくれた記念にお土産が手渡されました。
石岡幼稚園では,園児と外で遊んだり,七夕発表会,筆を使って短冊へ願いごとを書いたりしました。先生方から披露された織姫と彦星のお話には,一人ひとりが真剣な表情で聞き入っていました。
杉並小学校では,琴の体験,大なわとびや相撲,折り紙や紙飛行機飛ばしなどが行われました。留学生のみなさんは運動神経も抜群で,相撲では児童二人がかりで挑んでもびくともしないほどでした。
八郷中学校では,生徒と留学生のチームに分かれて,いかに上手くお箸を使えるか競争し笑顔あふれる交流になりました。ほかにも生徒から柔道や剣道といった日本の武道の紹介を受けました。
石岡二高では,調理実習で日本料理を作り,習字体験,茶道体験などを行いました。自分で作った初めての日本料理は格別のようで,いなり寿司やお味噌汁をおいしそうに食べていました。
40時間にもおよぶ日本語研修に全員が参加し,熱心に学んだほか,歴史探索として風土記の丘を見学するなど,盛りだくさんの内容でした。
ホームステイ終了後,留学生らは「石岡市で日本ならではの貴重な体験ができて本当に楽しく,あっという間でした。ホストファミリーも本当の家族のように接してくれて嬉しかったです。いつかまた石岡市に遊びに行きたい」と笑顔で話してくれました。
▲石岡幼稚園の園児からはフランスの文化などについて質問がありました。
▲杉並小では琴の体験。上手く弾けるかな
▲八郷中では慣れないお箸を前に,真剣な表情
▲石岡二高での習字体験。それぞれ好きな字を書きました。