舟塚山古墳は、東日本第2位の規模を誇る前方後円墳です。その規模から古くから注目され、大正10 年には全国で初めて指定を受けた48 件のひとつとして、国の史跡に指定されました。
では、舟塚山古墳が築造されたのは、いつなのでしょうか?代表的な見解を発表された年代順にみると、「6世紀中葉前後」(1964 年)、「5世紀中葉」(1976 年)、「5世紀中ごろから後半期」(1985 年)、「5世紀前半代」(1994 年)、「5世紀第1四半期」(2012 年)、「5世紀初頭を前後する時期」(2024 年)と、当初は6世紀代と考えられていたものが、5世紀でも古い段階と考えられるようになってきています。
その年代観の転換のきっかけとなったのが、1976 年に田中新史氏によって採集され、車崎正彦氏によって報告された埴輪研究の成果です。このたび、その埴輪を含む土筆舎同人(田中新史・白井久美子・永沼律朗・小出紳夫の諸氏)および井博幸氏が採集された埴輪を石岡市にご寄贈いただきました。
今回の企画展では、これら埴輪を紹介するとともに、舟塚山古墳の築造年代を考えます。
場所
石岡市立ふるさと歴史館(石岡市総社1-2-10 石岡小学校敷地内)
期間
令和6年10月9日(水)~令和6年12月27日(金)
午前10時~午後4時30分
※休館日:月曜日(祝祭日のときはその翌日)
展示解説
令和6年10月12日(土)午前10時30分から30分程度
※申し込み不要。直接ふるさと歴史館に集まりください。
案内チラシ
ファイル名 | 形式 | ファイルサイズ |
案内チラシ |
4.6MB |
解説冊子
ファイル名 | 形式 | ファイルサイズ |
解説冊子 |
7.16MB |
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