地域おこし協力隊について
地域おこし協力隊とは、人口減少等の進行が著しい地方において、都心に住む若者等、地域外の人材を積極的に受け入れ、地域協力活動を行ってもらい、その定着を図ることで、地域力の維持・強化を図る制度です。活動期間は最長3年間です。
令和6年度までに、11名の地域おこし協力隊が退任しましたが、9名が市内に定住又は、二地域居住しており石岡市と関わりを持ち続けています。
令和7年4月から3名の地域おこし協力隊員を委嘱しました。活動分野は「茅葺き民家と里山保全活用」分野、「有機農業就農とPR」分野、「環境教育及び里山生活文化継承」分野で活動していきます。
日々の活動は、「石岡市地域おこし協力隊公式Facebookで公開しています。応援よろしくお願いします。
令和7年4月から活動を開始する隊員のプロフィール
山藤 香織(やまふじ かおり) 「茅葺き民家と里山保全活用」分野 【出身地】 茨城県高萩市 【転出元】 東京都西東京市 【前 職】 民間会社勤務 【活動時期】 R7.4~ |
協力隊に応募したきっかけ 現代は人やものが都市に集中し、地域性が失われる傾向があります。本来、その地域の様々な地理的条件や歴史と人々の営みにより、長い年月をかけて地域独自の景観などの美しさを生み出したのではないでしょうか。その背景にある自然環境と人の暮らしの循環について学びながら発信することで、かけがえのない地域の財産を次世代に繋いでいく活動がしたいと考え、志望しました。 今後の抱負・任期後の目標 里山では自然と人の営みによって長い年月を経て美しい景観が生まれたと考えています。石岡市には全国的に失われつつある茅葺き民家を多数残す里山があり、後世に残すために里山の暮らしを発信し、観光や農業と連携していくことで、全体に還元していきたいと思っています。 活動内容 石岡市の八郷地区にある、里山景観は日本の里100選に選ばれており、その象徴として茅葺き屋根の民家があります。また、地域資源である茅葺き民家をはじめとした里山保全には後継者不足や材料不足・維持費が高いなどの課題があり、茅葺き屋根の民家数も減っています。このため、茅葺き屋根を中心とした里山景観の保全や魅力発信、実践等を目的としたNPO法人を新たに立ち上げることを模索し、ともにNPO法人の立ち上げや各種事業の運営や企画、情報発信を担う活動を行っていきます。 |
富田 嵐(とみた あらし) 「有機農業就農とPR」分野 【出身地】 千葉県 【転出元】 東京都中野区 【前 職】 民間会社勤務 【活動時期】 R7.4~ |
協力隊に応募したきっかけ 自然豊かで農業が盛んな石岡市で、特に有機農業の魅力を広く発信するため、企画立案や広報活動に積極的に取り組んでいきたいと考えました。また、活動を通じて、石岡市が有機農業の先進地域として広く知られるようにすることを目指し、その過程で自らも農業について深く学び、地域の皆さんと共に明るい未来を築いていきたいと思い、志望しました。 今後の抱負・任期後の目標 これまでの経験を活かし石岡市=「有機農業のまち」となるように魅力を発信していきたいと思います。また、新規就農者として有機農業を実践し生産者として自立することを目標にしています。 活動内容 石岡市は八郷地区を中心に有機農業が盛んです。JAや市では新規就農者研修施設を運営し、研修生を多数受け入れ、独立就農・定住化に繋げてきました。今後も、より多くの新規就農研修生を受け入れるためにも、有機農業のまちという魅力を積極的かつ重点的にPRしていくことが必要であり、研修生OBやJA、生産者等と連携し、有機農業のPRや新規就農希望者の増加に資する活動を行いながら、自らも新規就農を目指していきます。 |
馬場 絢子(ばば あやこ) 「環境教育及び里山生活文化継承」分野 【出身地】 京都府木津川市州見台 【転出元】 京都府木津川市州見台 【前 職】 近畿大学(学生) 【活動時期】 R7.4~ |
協力隊に応募したきっかけ 環境教育分野で大学院に進学予定でしたが、追い求めていた『学習効果とその持続性をもたらす環境教育手法』の答えが詰まった場であり、子ども達を日常から変えることができるほどの可能性を持つ八郷留学と出会ったことがきっかけです。自然豊かな石岡市の八郷エリアで、八郷留学を主なフィールドとして、地域おこし協力隊として活動し、石岡市を子ども達の生きる力を最大限に育める場所として発展させ、自然や田舎暮らしを守り続けてくれる子どもたちを増やし、世界中から愛される場所として盛り上げていきたいと考え、応募しました。 今後の抱負・任期後の目標 今後は、八郷留学の規模をさらに拡大し、多くの子ども達の生きる力を育み、自然や田舎暮らしを守り、受け継いでくれる子ども達を増やせるよう全力で頑張りたいと思います。石岡市の魅力をもっと知り、たくさん発信し、石岡市をさらに盛り上げていきます。また、今まで行ってきた研究力を武器に、八郷留学の学習効果を科学的に証明したいと思っています。そして、石岡市を『環境教育のメッカ』にできるよう、地域おこし協力隊『自然教育×ド田舎マスター隊員』として、学び、成長し、努力していきます 活動内容 石岡市に訪れた方の中には、自然環境、里山生活文化に触れ「のびのび子育てがしたい」という理由で移住してくる方もいらっしゃいます。より多くの方に認知していただき、生きる力を最大限に育み、里山の生活文化を継承してくれる子ども達を増やすために、自然と共生する暮らしを実践し、石岡市の自然環境、里山の生活文化を活用した田舎暮らし体験プログラム・イベントの企画、運営を行います。 |
令和6年4月から活動中の隊員のプロフィール
金子 誠司(かねこ せいじ) 「観光を中心とした魅力創造及び発信」分野 【出身地】 千葉県市川市 【転出元】 岐阜県揖斐川町 【前 職】 ・民間会社勤務、岐阜県揖斐川町地域おこし協力隊 【活動時期】 R6.4~ |
協力隊に応募したきっかけ 私は昔から都会の街並みなどの人工的な風景よりも、地方の自然に囲まれた風景に惹かれることが多く、常日頃からそのような環境で暮らしたいという想いがありました。 転職をきっかけに地域おこし協力隊という制度を知り、地域に密着しながら魅力を発信、課題解決にあたることで地域活性化に取り組むという仕事内容に非常に魅力を感じ志望しました。 今後の抱負・任期後の目標 どのようなものであれば『おもしろい』と思ってもらえるか?という点を意識しながら、前職で培った発想力と体験設計力を生かし、昔の道具などにデジタルテクノロジーを用いたりすることで、石岡市の景観、自然や歴史を『見る』『知る』だけでなく、『触れる』『感じる』ことができる体験型の観光イベントを企画、制作していきたいと考えています。 活動内容 石岡地区にある『看板建築』などの昭和レトロな建築物や八郷地区の豊かな自然、2つが共存する石岡市で、デジタル要素を取り入れた催しを企画・提案していきます。 |
令和5年9月から活動中の隊員のプロフィール
佐川 元太(さがわ げんた) 「茅葺き技術の習得と活用分野」 【出身地】 茨城県石岡市 (千葉県千葉市からUターン) 【転出元】 千葉県千葉市 【前 職】 民間会社勤務 【活動時期】 R5.9~ |
協力隊に応募したきっかけ 生まれ育った場所(石岡市)の誇るべき文化を出来るだけ多くの人に伝えたい思いがある事と大好きな故郷に少しでも恩返しをしていきたいという気持ちで志願しました。 今後の抱負・任期後の目標 世界遺産としても認められている伝統文化が後継者不足で継承の危機である事は問題なので、自分自身が技術を学びながら、SNSをもっと有効活用していき、興味を持ってくれる世代を増やしていきたいと考えています。 活動内容 先輩茅葺職人さんと一緒に現場に入りながら、実戦形式で技術を学んでいます。何もないと思っていた、故郷【石岡】の何気ない風景や自然豊かな環境は当たり前ではないと気付くことができました。引き続き茅葺き職人を目指して突き進みます。
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平成29年度から活動を開始していた4人の地域おこし協力隊員が令和2年3月末をもって任期終了しました。4人はは四つの分野(中心市街地活性化・観光交流・農林業・移住定住)をそれぞれに担当し課題に取り組むと同時に、連携し分野を横断して活動してきました。