昭和23年(1948年)12月10日、国際連合第3回総会において、全ての人民と全ての国とが達成すべき共通の基準として、「世界人権宣言」が採択されました。
世界人権宣言は、基本的人権尊重の原則を定めたものであり、人権保障の目標や基準を初めて国際的にうたった画期的なものです。採択日である12月10日は、「人権デー(Human Rights Day)」と定められています。
石岡市では、人権デーである12月10日(水)に、同和問題啓発映画「三人兄妹」、人権問題啓発映画「ホーム」を上映します。
ご来場の方には啓発グッズをプレゼント!(少数限定)
どなたでもご自由にご覧いただけます。ぜひお越しください。
(予約不要・参加無料)
日時
令和7年12月10日(水)
・13時00分~「三人兄妹」(上映時間43分)
・14時00分~「ホーム」(上映時間46分)
場所
石岡市役所本庁舎 1階 メロディアスホール
チラシ

同和問題啓発映画「三人兄妹」
この映画は、部落差別(同和問題)の認識を深めるとともに、差別されている人たちの心の痛みを共有できる心情を養い、人権意識を高め、差別をなくす実践力を育成するための視聴覚教材です。
登場する三人の兄妹は、立ちはだかる世間体意識などに前向きに対処し、自らの考えをぶつけ合い、差別の壁を克服していきます。被差別部落出身の女性も、自分の代で差別の悪循環を断ち切りたいと考えます。
『差別を含む社会』の問題が、中・高生を含め、誰にでもよく理解できるよう描かれています。

人権問題啓発映画「ホーム」
この映画は、茨城県同和教育啓発映画「三人兄妹」(1994年度制作)の続編として、2020年度に制作された人権問題啓発映画です。
同和問題(部落差別)を主軸として、障がい者差別、外国人差別、性的指向及び性自認(LGBT等性的マイノリティ)による差別を各論の人権課題として取り上げています。
これらの課題の解決のためには、人権問題が決して他人事ではないという自覚と、正しい認識により偏見を除去すること、差別をする人に「あなたは間違っている」と言える態度を育むことなど、様々な人権課題に関わる差別意識の解消につながる状態を描いています。
人権を尊重し、多様性を認め合う社会の実現に向けて、この映画を視聴することで、一人一人が「人権」を自分の問題として、そして日常の問題として考えるきっかけとなることを願います。

動画配信
「三人兄妹」及び「ホーム」は、茨城県教育委員会ホームページから視聴可能です。
▶茨城県教育委員会ホームページ(別ウィンドウを開きます)
(注意)視聴にあたり、通信料が発生する場合がございます。データ通信量が多くなるため、安定したインターネット環境(Wi-Fi(ワイファイ) 等)のご利用を推奨します。