1月31日(金)
モルディブ大使館を訪問
東京オリンピック・パラリンピック開催の年に入り、懸案となっていたホストタウンの受け入れと今後の交流について、モルディブ共和国の特命全権大使と会って話す機会がありました。前任のシャリーフ大使にかわって、今回は新たに大使として就任したイブラーヒム・ウェイス氏が対応してくれました。
お土産はバラとイチゴと干し芋。花と果実には目を丸くして喜んでいましたが、干し芋の反応はなぜか普通です。 「モルディブにはこれと同じものがあります。もちろん大使も大好物です」と大使館職員が笑顔で解説してくれました。
「イブラーヒム・ウェイス閣下、特命全権大使にご就任おめでとうございます」と最大級の敬意をこめて挨拶をし、訪問の目的を述べました。
特に子供たちとの交流に期待したいと告げると 「前任のシャリーフ大使から石岡市との事はしっかりと引き継いでいます。今後も相互の交流については考え、実現したいです」と、こちらが期待する以上の言葉がありました。
インド洋に浮かぶ約1200の島からなるモルディブ共和国、どこまでも澄んだ青い海とサンゴ礁のある島々を見て、石岡の子らは世界の広さや地球環境の大切さを実感するでしょう。同時に、生活や文化、歴史の違いを知ることで石岡の素晴らしさや故郷の大切さに気づくでしょう。
交流するのは数人の代表かも知れませんが、その刺激や気付きが発表会などを通して伝わり、子供たち全体に伝播します。
「そう、少し前に私は、家族で筑波山に登りました。素晴らしい景色でした」と、ウェイス大使。山のないモルディブの子たちが、筑波山麓で森林体験をしたら、薪割りだけでも楽しいゲームになりそうな気がしてなりません。
文・今泉文彦