この度、本市職員が公金19万円を着服するという事案が発生し、また、その行為を隠ぺいするといった、全体の奉仕者として、コンプライアンス及び公務員倫理を徹底し、市民の模範となるべき職員さらには管理監督職員が、市民の皆様の信頼を損ねる行為を行ったことは、誠に遺憾であります。
ご迷惑をおかけした市民の皆様に、心よりお詫び申し上げますとともに、市民の皆様の信頼を大きく損ねる結果となりましたこと、重ねて深くお詫び申し上げます。着服金については全額返還されておりますが、当該職員については、8月1日付をもって懲戒免職処分とするとともに、隠蔽に関与した管理監督職員についても厳正な処分を行いました。
今回の不祥事は、当該職員の倫理観の低さと自覚の欠如はもとより、組織としての管理監督体制の甘さに起因するものと言わざるを得ません。
二度とこのような不祥事を起こすことのないよう、全職員に対し、公金を取扱うことの重大さを改めて認識させるとともに、特に幹部職員には、コンプライアンスの徹底を指導する立場として、率先して不正な行為の防止を図り、公正な職務の遂行を徹底してまいります。
また、公務員としての倫理及び服務規律の確保を徹底させるとともに、現金を取り扱わないキャッシュレスの仕組みを導入し、物理的な対策も講じていくことで、市民の皆様からの1日も早い信頼回復に全力を尽くしてまいります。
令和6年8月2日 石岡市長 谷島洋司