定例記者会見平成26年2月12日

 お忙しい中お集まりいただきまして,ありがとうございます。

 本日は,2月25日に第1回定例会が開会するのにあたり,新しく策定した次期行動計画や新年度予算案などを中心に,ご説明をさせていただきたいと思います。また,私の説明の後には,提案予定の議案及び補正予算案につきまして,担当部長より説明をさせていただきたいと思います。

 それでは早速,会見項目に移らせていただきます。

平成26年度 石岡市当初予算案の概要について

 最初に,平成26年度の石岡市当初予算案の概要についてご説明いたします。当選後はじめての予算編成にあたりましては,現在の厳しい景気の状況,財政状況の中で,「ふるさと再生」に取り組むため,事務事業を見直し,財源の確保を図り,公約の中から具体化したものを「石岡ふるさと再生プロジェクト」に位置付け,優先的に予算化いたしました。

 まず,平成26年度石岡市予算(案)についてご説明いたします。

 第1表総括は,各会計の予算規模でございます。一般会計は,289億円となり,前年度と比較すると,2億5千万円,0.9%の増になります。
 これは,総務費で,仮設庁舎整備事業1億1,800万円,新庁舎建設事業6,500万円の増となったこと。民生費で,臨時福祉給付金給付事業2億300万円,医療福祉費5,100万円,子育て世帯臨時特例給付金給付事業7,900万円,子育て世帯及び新婚世帯家賃助成補助金970万円,生涯現役プラチナ応援事業委託料390万円の増となったこと。衛生費で,斎場建設費負担金6億1,600万円の減となったこと。土木費で,駅周整備事業4億9,500万円の減,合併市町村幹線道路緊急整備支援事業2億3,300万円の増となったこと。教育費で,小学校普通教室空調機設備工事5億6,600万円,新入学祝記念品ランドセル960万円の増となったことなどによるものでございます。

 次に,特別会計でございますが,10会計の合計は,206億5,544万6千円となります。前年度と比較すると,1,867万円,0.1%の減となりました。これは,国民健康保険会計で,保険給付費で1億2,800万円の減となったこと。簡易水道事業会計で,施設更新事業で1億9,400万円の増となったこと。介護保険会計で,介護給付費が4,400万円の減となったことなどによるものでございます。

 この結果,一般会計と特別会計の総合計は,495億5,544万6千円となります。前年度と比較すると,2億3,133万円,0.5%の増となりました。

 以上平成26年度石岡市予算(案)の概要でございます。

「石岡ふるさと再生プラン」,「石岡ふるさと再生プロジェクト」について

 次に,「石岡ふるさと再生プラン」,「石岡ふるさと再生プロジェクト」についてご説明いたします。

 現在,石岡市は,平成24年度から平成33年度までを計画期間とした「石岡かがやきビジョン」に基づき,計画的なまちづくりを進めているところでございます。
 10年後を見据えた,石岡市のまちづくりの基本的方向性を示す最も基本となる将来ビジョン,「石岡かがやきビジョン」における将来像,「誰もがいきいきと暮らし輝くまちいしおか」を実現するため,具体的な行動計画である「石岡ふるさと再生プラン」を策定し,あわせてこれを牽引して行く「石岡ふるさと再生プロジェクト」を定めました。

地域振興・ふるさと再生シンポジウムの開催について

 続きまして,3項目目でございます。
 
 前回の会見ときにも少し触れましたが,来たる2月28日金曜日の午後6時から,ふれあいの里石岡・ひまわりの館におきまして「観光カリスマが語るおもてなしの心」と題し,「地域振興・ふるさと再生シンポジウム」を開催いたします。

 今回のシンポジウム開催の目的でございますが,石岡市における「地域振興」と「ふるさと再生」の機運を市民の皆さんとともに醸成していくことを目的として開催するものでございます。
 内容といたしましては,「基調講演」と有識者等による「パネルディスカッション」となっております。
 「基調講演」では,国民宿舎の中で利用率全国1位を誇る,鵜の岬の前支配人で,現在,公益財団法人茨城県開発公社アドバイザーの塙吉七さんを講師にお迎えいたしまして,「心のふるさとづくり」と題してのご講演をいただく予定でおります。
 また,「パネルディスカッション」では,茨城大学の長谷川幸介先生をコーディネーターとして,市民の方と「地域振興」や「ふるさと再生」について語り合っていただこうと思っております。

 今回のシンポジウムを通して,市の抱える課題や魅力を再認識するとともに,改めて「おもてなしの心」を市民一人ひとりに持っていただき,石岡市の「地域振興」と「ふるさと再生」につなげていきたいと考えております。 

公共施設の利用停止について

 次に,本日の記者会見の項目には掲げておりませんけれども,一件,皆さんにご報告がございます。

 本年度実施いたしました耐震診断の結果,石岡市小幡地区公民館と石岡市立第1保育所,第2保育所の3施設におきまして,IS値が0.3未満と判定されたところでございます。
 それぞれの数値は,小幡地区公民館のIS値が0.17,第1保育所が0.07,第2保育所は0.10でございました。

 「建築物の耐震改修の促進に関する法律」,いわゆる耐震改修促進法でございますが,これに関する告示におきまして,IS値が0.3未満の建築物は,地震や衝撃に対して「倒壊,又は崩壊する危険性が高い」とされております。このため,小幡地区公民館につきましては2月13日から使用を停止することとし,暫定的に旧八郷南中学校の校舎を公民館として使用することといたしました。ただし,使用に当たって必要な工事もございますので,工事完了までの間は中央公民館をご利用いただく予定でございます。

 また,第1・第2の保育所でございますが,現在,2つの保育所には,合計100人の子どもが入所しております。その子どもたちの安全確保はもとより,引き続き同じ保育士の元で保育を継続するなど,環境の変化を最小限にとどめるため,石岡小学校の余裕教室に保育所機能を移転したいと考えております。これに際しましても,小学校の改修工事は必要になりますので,工事が完了して移転するまでの間,子どもたちにも分かりやすい避難経路を設定し,訓練を行うなど,安全確保に努めてまいりたいと思います。

 なお,入所児童の保護者の皆様や,新年度に入所する予定の保護者の皆様を対象に,近日中に説明会を開催して移転の説明を行うほか,ほかの保育園に移りたいというご希望があれば,それに沿えるよう努めてまいりたいと思っております。

イベント情報について

 続きまして,イベント情報でございます。
 今回は,市内で行われますひな祭りに関する催しを2つご紹介いたします。

 まず「第8回いしおか雛巡り」でございます。これは,中心市街地の商店街で開催されるもので,期間は2月15日から3月3日となっております。
 期間中は,雛人形や吊るし雛などを各店舗に飾り,訪れた人たちをおもてなしの心でお迎えします。
 また,常設展示のほか土曜日には寄席,そのほか空店舗を利用して,看板建築など石岡の街並みの写真展,そういったものも開催する予定でおります。

 次に,「第9回柿岡の雛まつり」でございます。これは,八郷地区で行われる催しで,会場は中央公民館でございます。
 期間は,2月19日から3月2日となっておりまして,市民の作ったひな飾りの展示や,這い子人形などを作る体験会,そのほか,ロビーコンサートや,凧や布てまりなどを作成するワークショップの開催など,こちらも盛りだくさんの内容となっております。

 ぜひ期間中は,市内をまわっていただいて,石岡のひな祭りをお楽しみいただきたいと思います。
 

 会見の項目は以上でございます。

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  • 【更新日】2014年1月10日
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