生活支援体制整備事業とは
これから本格化する高齢社会では、一人暮らし高齢者や高齢者のみの世帯が増えていくと考えられています。
生活上何らかの支援が必要な一人暮らし高齢者等が、生活上の支援が必要な状態になっても地域で安心して暮らし続けることができるよう、地域全体で高齢者の生活を支える体制づくり(生活支援体制整備事業)を推進します。
※石岡市では生活支援体制整備事業を石岡市社会福祉協議会に委託し、連携しながら取り組んでいます。
地域でたすけあい活動を広げましょう
なぜ、地域で支えあい活動が必要なの?
年々、高齢化が進み65歳以上の高齢者の方1人を支える20歳から64歳までの方の割合が減少し、将来には介護を担う人が足りなくなると推測されています。
そして、高齢者や障がいをお持ちの方だけでなく、地域生活を送るうえで困りごとや悩み、ちょっとした手助けが必要なことは多々あります。
こうした高齢者などの日常生活を地域の身近な方々で見守ったり、支えあったりすることが「たすけあい活動」です。
「孤立予防」「閉じこもり予防」に「たすけあい」
核家族化や様々な理由により地域での孤立が進み、孤立や閉じこもりの状況が続くと日常生活が不安に感じることがあると思います。そうした不安な日々をなくすため、明るい地域と生きがいをつくるには、地域の方々とつながりを「たすけあい」によってつくります。
「たすけあい活動」はできることから少しずつ
私たちに何ができる?
まずは、わたしたちができる範囲で「たすけあい」を始めます。
例えば、
・近所で声をかけあって、高齢者などの見守り・安否確認
・一人暮らし高齢者等のゴミ出し
・地域の公民館などでお茶会・話し相手
・地域の公民館などで健康づくり
まずは1つ。そこから少しずつ広げていってはどうでしょう。
地域支え合いを推進するメンバーと推進員の役割
(1)支え合いを推進するメンバー(協議体委員)と地域支え合い推進員(生活支援コーディネーター)とが、住みやすい地域をつくるためにどんな活動をするか協議する場(協議体)で話し合います。
(2)地域で困っているのは「どんな人」「どんなこと」など、地域の現状を把握します。
(3)生活支援サービスを行っている団体、サロン活動の拠点など社会資源を把握します。
(4)地域に必要なサービスや活動(社会参加・活動の場・場所等)を開発します。
(5)生活支援サービスの情報をリストや冊子にまとめ、利用者、地域の支援者・活動者へ情報を提供します。
※協議体の活動状況についてはこちらから