人権とは?
「人権」とは、「全ての人々が生命と自由を確保し、それぞれの幸福を追求する権利」であり、「人間が人間らしく生きる権利で、生まれながらに持つ権利」です。
人権は、誰にとっても身近で大切なもので、違いを認め合う心によって守られるものです。
相手のことも自分のことも大切にして、誰もが自分らしく幸せに暮らせる社会を目指しましょう。
令和7年度 啓発活動強調事項
国では、人権啓発活動強調事項を掲げ、人権啓発活動を実施しています。
(2) こどもの人権を守ろう
(3) 高齢者の人権を守ろう
(4) 障害を理由とする偏見や差別をなくそう
(5) 部落差別(同和問題)を解消しよう
(6) アイヌの人々に対する偏見や差別をなくそう
(7) 外国人の人権を尊重しよう
(8) 感染症に関連する偏見や差別をなくそう
(9) ハンセン病患者・元患者及びその家族に対する偏見や差別をなくそう
(10) 刑を終えて出所した人及びその家族に対する偏見や差別をなくそう
(11) 犯罪被害者及びその家族の人権に配慮しよう
(12) インターネット上の人権侵害をなくそう
(13) 北朝鮮当局による人権侵害問題に対する認識を深めよう
(14) ホームレスに対する偏見や差別をなくそう
(15) 性的マイノリティに関する偏見や差別をなくそう
(16) 人身取引をなくそう
(17) 震災等の災害に起因する偏見や差別をなくそう
(18) ゲノム情報(遺伝情報)に関する偏見や差別をなくそう
プロスポーツチームと連携協力した人権啓発活動について(茨城県)
茨城県では、プロサッカーチーム「⽔⼾ホーリーホック」に所属している「前⽥椋介」選⼿に「茨城県⼈権啓発キャプテン」を委嘱しました。前⽥選⼿による人権メッセージ動画はこちら(別ウィンドウを開きます)。
12月4日~10日は人権週間
昭和23年(1948年)12月10日、国際連合第3回総会において、全ての人民と全ての国とが達成すべき共通の基準として、「世界人権宣言」が採択されました。
世界人権宣言は、基本的人権尊重の原則を定めたものであり、人権保障の目標や基準を初めて国際的にうたった画期的なものです。採択日である12月10日は、「人権デー(Human Rights Day)」と定められています。
法務省の人権擁護機関では、人権デーを最終日とする1週間(12月4日から12月10日)を「人権週間」と定め、昭和24年(1949年)から毎年、各関係機関及び団体とも協力して、全国的に人権啓発活動を特に強化して行っています。
いじめや虐待、性被害等のこどもの人権問題、インターネット上の人権侵害、障害のある人や外国人、アイヌの人々、性的マイノリティ等に対する不当な差別や偏見、部落差別(同和問題)、ハンセン病問題といった多様な人権問題が依然として存在しています。
これらの問題の解決には、私たち一人一人が様々な人権問題を、自分以外の「誰か」のことではなく、自分のこととして捉え、互いの人権を尊重し合うことの大切さについて、認識を深めることが不可欠です。(詳しくはこちら▶法務省:人権週間 12月4日~12月10日)
石岡市での取り組み
石岡市では、人権週間に合わせ、パネル展示や人権問題啓発映画の上映会を行っています。
詳しくはこちら▶人権週間パネル展示
▶人権問題啓発映画の上映会