~景観に配慮したまちづくりを目指して~石岡市が景観行政団体に
平成16年に景観法が制定され、良好な景観の形成や保持のための法律が整備されました。
市では、これまでアンケート調査やワークショップなど景観に関する調査を行ってきました。また、平成21年には景観基本計画を策定するなど、市民の皆さんの協力のもと、景観に配慮したまちづくりを行ってきました。
さらに、今後は朝日トンネルの開通により、乱開発による景観の乱れが懸念されることから、今まで以上に良好な景観の形成を図っていく必要があります。
そこで、市は景観法に基づいた具体的な施策を独自に行うために、平成24年3月20日に景観行政団体になりました。
景観行政団体とは
景観行政団体とは、景観に基づく地域づくりの担い手となる地方公共団体のことで、「景観計画」を自ら策定することができます。
石岡市の「景観計画」では、市内全域を景観計画区域として定め、良好な景観形成を図ります。
景観計画区域では
市の現況に合わせ、良好な景観との調和を考慮しながら、適切な誘導・規制を行っていきます。一定基準以上の建築や開発などを行う場合には、設計や施工方法などに対して、届出・勧告を行い、景観を誘導します。その他にも、景観計画に沿って様々な施策を実施します。