「天災は忘れた頃にやってくる」と昔は言われていましたが、最近はたびたび起こるものとなってしまいました。6 月2 日から3日にかけて石岡市は記録的な豪雨に見舞われました。恋瀬川上流の急速な水位上昇により災害対策本部を設置し、避難指示対象地域の避難所を開設しました。人命に関わる土砂災害被害はなく安堵しましたが、今後も気候変動で激甚化する台風や、線状降水帯の発生に対して「万が一」を考えた備えをしていかなければなりません。各家庭にお配りした「ハザードマップ」を確認し、どのタイミングでどこへ避難するか、また避難所へ行けない時、家の中の安全な場所はどこかを改めて確認していただきたいと思います。市としても国や県と連携して災害の起こらない地域づくりを行うとともに、具体的に災害の想定をした訓練を行うなど防災減災に努めていきたいと思います。
石岡市長 谷島 洋司