9 月第3 月曜日は国民の祝日「敬老の日」です。
その発祥は76 年前の昭和22 年9 月15 日に兵庫県の小さな村で始まった55 歳以上の方を対象としたお年寄りを敬う会と言われています。
昨今は高齢者と言う呼び方が使われますが、人生100年時代となり、高齢者の定義も後期高齢者と言われる75 歳以上を指すことが多くなっています。人口減少、超高齢化社会に向かっている日本においては、実年齢に関わらず健康寿命の延伸が地域の活性化にもつながると考えます。
市では高齢者の保健事業と介護予防を一体的に実施し、フレイル* 予防の普及啓発や運動機能等の健康教育・相談などの取り組みを通して健康長寿のまちづくりを進めています。
高齢者の皆さんが健康でいきいきと生活できるように、また、まちづくりや地域活動にも経験力を発揮いただけるような環境づくりに努めていきたいと思います。
*フレイル:加齢に伴う虚弱な状態。一方で適切な支援などにより生活機能の維持向上が可能な状態であることから予防対策が重要
となります。
石岡市長 谷島 洋司