就任会見 令和2年4月30日

皆さん初めましてこんにちは。
石岡市長になりました谷島洋司です。

急遽の選挙戦、そして新型コロナウイルス感染症の厳しい中でございましたが、私はしっかりと一週間の選挙戦で自分の主張を訴え、これから石岡市をどのようにしていくか、ということについて説明してまいりました。
そして、皆さんから多くの支持をいただきまして、今回、石岡市長に就任いたしました。

私はまず選挙戦から訴えてまいりましたように、この新型コロナウイルス感染症対策を真っ先に進めてまいります。
これは、周辺市町村から見ても遅れておりますし、こういったものにしっかりと取り組みます。
そして、市民の命を守る、市民の暮らしを守る市政運営を心がけてまいります。
また、市議会との関係も信頼関係を再構築し、諸問題に取り組んでまいります。
本日の職員訓示でも、職員の皆さんと心ひとつにこの難局を打開していく、そういったお話をさせていただきました。

石岡市のスローガンというものを、今回、掲げさせていただきました。
私が選挙戦から訴えております、共生(共に生きる)・共育(共に育つ)・共働(共に働く)。
そういったまちづくりをしていくということでございます。

市民本位で市民の声を聴き、市民目線で行動していく所存です。
職員訓示の中でも、ぜひ、市民の皆さんに寄り添って、仕事をしていただきたいというお話をさせていただきました。
市長だけでは仕事はできませんので、風通しの良い職場を作って、市民の声が石岡市の中で響き渡る。そして、夢や希望、そういったものをお互いに話し合えるようなまちづくりを進めてまいりたいと思います。
向こう任期は4年間となります。どうぞ皆さまのご支援ご協力を賜りますことをお願い申し上げまして、ごあいさつに代えさせていただきます。
本日はどうもありがとうございました。

 

質疑応答

コロナウイルス感染症対策の10万円給付については、どのように進めていく予定か?
速やかに給付できるように、市議会・職員と協力しながら進めていきたい。

コロナウイルス感染症対策として、他の施策は考えているか?
本日の臨時庁議の中で、市長不在で不安を感じている市民に対して、強いメッセージを出していくことを指示した。

市の対策には、まちなかの事業者なども含まれるのか?
国や県の対策があるので、それ以外に市に必要なものがあれば検討していきたい。

市長の考える難局とはどういったものか?
前市長が突然退任するという緊急事態、そして新型コロナウイルス感染症による世界的な緊急事態、そういったものを総じて難局と考える。

選挙戦で市民の声を聴く中で、市独自の対策のイメージは持ったか?
市内での感染者が出ていないので、まだ意識が高まっていないように思いつつも、在宅勤務の方や子供の面倒を見るために仕事を休んでいる方などから、切実な思いを聞くこともあるので、まずは個人個人に寄り添った対策を検討していきたいと考えている。

具体的な施策はこれからか?
選挙戦では子供のメンタルケアや医療従事者の支援などを訴えてきたが、具体的な施策についてはこれからしっかり検討していきたい。

これらの施策の実現可能性はどの程度か?
教育委員会とは話をしており、すでに取り組んでいる部分もあることから、それらについては財政的な面も含めてサポートしていきたい。先生方も苦労しているそうなので、少しでも解消できるように施策を打てればと考えている。
医療従事者の支援については、マスクなどの支援もあるが、県などとの連携を図りながら進めていきたい。

市議会との信頼関係の再構築とは?
前市長の辞職の理由の一つとして、地域医療計画が否決されたことが挙げられることから、執行部と議会の関係が順調にいっていないものと考えている。いきなり議会に諮るのではなく、コミュニケーションを取りながらコンセンサスを得ながら進めていきたい。

コロナウイルス感染症対策として外出を避けることよりも3密を避けることが重要だとの考え方があるが、市長のお考えはいかがか?
3密になる場所を調査し、3密を避けるよう注意喚起をしていきたい。
外出については、どうしても必要なものもあるので、必要最低限のものにとどめていただき、それに加えて、3密にならないよう時間帯を調整するなどの努力をしていただきたい。

地域医療に関して、佐々木氏を特任の副市長に抜擢するなど、力を借りる気持ちはあるか?
非常に難しい質問だが、そのような人事は考えてはいない。

副市長人事に関して、市長独自のお考えはあるか?
制約はあると思うが、副市長の業務の大変さを考えると、人数を増やしても良いのではないかと考えている。根本副市長については、これまでの実績踏まえ、留任をお願いしたいと考えている。

3月の議会で削除された地域医療計画と子育て支援施設について、どのようにしていくお考えか?
地域医療計画については、これまでの質疑のとおり。子育て支援施設については、議会への説明不足だったと思うが、これについてはゼロベースで再検討する。市民にとって必要なのかという観点から考え直していきたい。

ふれあいの森のリニューアル整備については予定通り進めるのか?
予定通り進めていきたい。それに加えて、県議会でも発言している通り、渋滞対策や駐車場問題などについても、市長の立場で考え、地域振興につながるものにしていきたいと考えている。

市としての具体的なコロナウイルス感染症予防策は考えているか?
市民に対しては、うがい手洗いの徹底について情報発信を行ってきたところである。消毒液がなくても、石鹸でしっかりと手洗いをすることで十分な予防効果があることなどを、市民に伝えていくことを庁内で確認している。
今後、市内や庁内で感染者が出た場合には市として強いメッセージを出し、市民の不安を払拭していきたい。

地域医療計画については、議会のコンセンサスが得られれば、事業を進めていく意向か?
地域医療計画については、議会の不信感だけでなく、問題点もあると思っている。議員の皆さんの思いもあると思うので、論点を整理してお互い話し合いをしていきたい。したがって、現在の計画を100%そのまま進めるのではなく、話し合いを進め、調和のとれた形で進めていきたい。

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  • 【更新日】2013年11月6日
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