石岡市役所新庁舎は、平成30年12月に竣工し、平成31年1月4日に供用を開始しました。
新庁舎フロアマップ
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市役所本庁ダイヤルイン(直通電話)について
新庁舎の開庁に合わせて市役所本庁の電話がダイヤルイン(直通電話)になりました。
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新庁舎の主な特徴
1階
戸籍や健康保険、福祉や税などの窓口を集約しています。高齢者や車いす利用者に配慮したローカウンターで、隣り合うそれぞれのカウンターにパネルを設置し、プライバシーに配慮しています。
2階
災害対応時の拠点となる災害対策室があります。普段は会議室としても使用。室内には大型モニターが設置されていて、災害時の情報収集に利用します。
3階
紫峰・筑波山の紫をイメージした議場。傍聴席は44席で車いすも対応しています。
駐車場
イベント会場や消防訓練などにも利用できるように、凹凸のないフラット仕上げになっています。緊急時には、防災ヘリの離発着場にもなる予定。
電気自動車にも対応したEVステーションの設置やアクセスしやすい余裕のある駐輪場があります。
その他
・インターネット等を活用した議会中継が始まります(平成31年度第1回定例会から運用開始予定)。
・キッズコーナーや授乳室が使いやすくなりました。多機能型トイレも各階にあり、公衆無線LAN(Wi-Fi等)も設置され、これまでよりも便利になりました。
石岡市役所新庁舎が大切にした4つのこと
1.暮らしの安全・安心を支える庁舎
▲免震装置
平成23年3月11日の東日本大震災で、石岡市は震度6弱の揺れに襲われ、旧本庁舎の3階と4階は利用不能になりました。災害時の情報収集・発信拠点が失われた過去の経験を苦い教訓として、新庁舎には免震装置を設置しました。72時間分の燃料を備蓄できる地下燃料タンクや非常用発電機なども備え、市の防災拠点としての機能を最大限に発揮します。
2.市民に開かれ、親しみやすい庁舎
▲多目的ホール
段差を極力減らし、車いす対応のエレベータを設置。赤ちゃん連れのママからお年寄りまで使いやすいように設計しました。軽食やコーヒーを提供するカフェや、市民に開かれたオープンスペースとしてエントランスと一体で利用できる多目的ホールがあります。ここは市民主催の各種イベントや展示をはじめ、市民の方々の様々なアイディアを形にできるよう活用します。
3.石岡らしさを表現する庁舎
▲天井のデザイン
かつて常陸国の国府が置かれた、1,300年の歴史と文化に出会えるまち「石岡」に、ふさわしい自然素材と伝統色を基調とし、天井や内装の一部は天然杉、床の色調は黒御影石の一種、筑波石をイメージしています。
4.環境にやさしく、経済的な庁舎
太陽熱や地中熱などの再生可能エネルギーを利用した冷暖房システムを採用しています。LED照明や人感センサーを設置し、無駄な電力消費を削減します。
建築概要
建設地
石岡市石岡一丁目1番地1(旧庁舎所在地)
敷地面積
22,860.98平方メートル
建築面積
3,337.63平方メートル
延床面積
9,913.61平方メートル
構造
鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造(基礎免震構造)
階数
地上3階・地下1階
昇降機
15人乗り1台(車いす対応)・13人乗り1台(ストレッチャー対応)
新庁舎完成までの足あと
昭和49年11月 | 石岡市旧本庁舎完成(現 石岡市石岡一丁目1番地1) |
平成 6年12月 | 八郷町役場本庁舎完成(現 石岡市八郷総合支所庁舎) |
平成17年10月 | 石岡市・八郷町合併 |
平成20年 8月 | 石岡市耐震改修促進計画 策定 |
平成23年 3月 | 東日本大震災による被災(石岡市 震度6弱) |
平成24年 5月 | 第1回石岡市庁舎建設検討委員会(庁舎検討体制について) |
8月 | 第2回石岡市庁舎建設検討委員会(現庁舎の現況と課題・新庁舎建設の方針) |
平成25年 2月 | 第3回石岡市庁舎建設検討委員会(建設基本計画の素案策定) |
3月 | 第1階定例会 総務委員会(経過報告と今後の方針) |
7月 | 市役所本庁舎災害復旧調査で「中破」 |
8月 | 新庁舎建設に伴う市民アンケート実施 |
平成26年 1月 | 石岡市新庁舎建設市民懇話会 市民公募 |
2月 | 新庁舎基本計画策定業務委託契約(契約先:(株)日立建設設計) |
4月 | 第1回石岡市新庁舎建設市民懇話会(8月までに5回開催) |
5月 | 第1回石岡市議会庁舎建設特別委員会 |
平成27年 3月 | 新庁舎基本設計・実施設計業務委託契約(契約先:(株)久米設計) |
平成28年 5月 | 旧庁舎解体完了 |
平成29年 3月 | 石岡市新庁舎建設工事契約および工事着手 (契約先:フジタ・平成建設特定建設工事共同企業体) |
平成30年12月 | 新庁舎建設工事完了、新庁舎竣工式・内覧会 |
平成31年1月4日 |
新庁舎利用開始 |
令和元年 9月 | 外構工事完了 |