計画の目的
本市においては、平成31年3月に「石岡市地域公共交通網形成計画」を策定し、各種交通施策に取り組んできましたが、令和5年度で計画期間が満了となりました。
また、令和2年11月に「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」が改正され、地域の移動ニーズを踏まえ、地域が自ら交通をデザインし、持続可能な運送サービスの提供の確保に資する取組みを推進するため、「地域公共交通計画」の策定が求められております。
全国的な人口減少の進行やマイカー依存に伴い、公共交通の利用者は減少傾向にある一方で、高齢化率の増加により、高齢者をはじめとした移動制約者の移動手段の確保が大きな課題となっています。
このような中、全国的な人口減少の進行やマイカー依存に加え、新型コロナウイルス感染症の影響で、令和2年度以降の公共交通利用者が大幅に減少し、現在もコロナ前の水準までの回復には至っていない現状を踏まえ、今後の公共交通は、高齢化率の増加に伴う移動制約者の移動手段の確保や、多様化する移動ニーズへの対応が大きな課題であると考えております。
こうした背景を踏まえ、他計画で実施しているまちづくり施策と連携しながら、利便性が高く、持続可能な公共交通体系を実現し、地域の活力を維持していくことを目的として「石岡市地域公共交通計画」を策定しました。
計画の位置付け
本計画は、本市の最上位計画である石岡市総合計画との整合を図るとともに、石岡市立地適正化計画等の関連計画と連携した、地域にとって望ましい姿を明らかにする「公共交通に関するマスタープラン」として位置付けられています。
計画の区域
市内全域。ただし、鉄道や路線バスの一部、乗合いタクシー等の市域を超える交通については、近隣自治体とも連携しながら取組みを進めることとします。
計画の期間
令和6(2024)年度から令和 10(2028)年度までの概ね 5 年間
計画書
〇石岡市地域公共交通計画
- 表紙・はじめに・目次
- 第1章 計画の位置づけ
- 第2章 地域及び公共交通の現況
- 第3章 公共交通の利用実態,ニーズ
- 第4章 上位・関連計画
- 第5章 石岡市における公共交通の課題
- 第6章 基本理念と方針
- 第7章 施策事業と実施主体
- 第8章 計画の達成状況の評価
- 第9章 推進方針
- 参考資料