定例記者会見平成27年1月14日

本日は,お忙しい中 お集まりいただきまして,ありがとうございます。
本年も,どうぞよろしくお願いいたします。

さて,今年は,石岡市が合併して10周年を迎える節目の年となります。
これを機に,気持ちを新たに,市民の皆さんと一丸となって,新しい石岡市としてさらなる飛躍の年にしていきたいと思います。

この1年を振り返ってみますと,石岡市の良さをお知らせするシティプロモーションが,効果的に波及した年であったと考えております。

例を挙げますと,ふるさと納税が茨城県1位となる2億円を突破しました。それから柏原工業団地への企業誘致が順調に運び,約300人の雇用が見込まれる状況になっております。朝日トンネルの効果により,フラワーパークなどの観光施設が2割以上の集客を記録しております。さらには,東京都文京区,宮城県多賀城市との交流が生まれまして,この後触れますけれども,防災協定などを取り交わしております。また,石岡のおまつりが過去最高の人出となりました。さらには,全国史跡整備市町村協議会の関東大会が,この秋に石岡市で開催されることとなりました。また,石岡市を舞台としたTV放映が続き,訪れる人が増加している,などがございます。

合併10周年という節目の年を迎え,今後は,さらに石岡市の魅力を発信していくとともに,他市に負けない,石岡市独自の創意工夫によるオンリーワンのまちづくりを目指してまいりたいと思っております。

記者クラブの皆様におかれましても,引き続きご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

それでは,会見項目に入る前に,1件ご報告をさせていただきたいと思います。

小学校入学祝品給付事業

小学校入学祝品給付事業,いわゆる小学校入学時にランドセルを給付する事業ですが,今年の4月に入学する皆さんに,いよいよ給付がスタートいたします。

件数といたしましては,新入学予定の児童607名のうち,583名から申請がございまして,今月下旬から2月上旬にかけて行われる各小学校の入学説明会の際に,ランドセルを配布いたします。

 

それでは,会見項目に移らせていただきます。

宮城県多賀城市との協定の締結

はじめに,「宮城県多賀城市との協定の締結について」でございます。

昨年12月25日,石岡市と宮城県多賀城市において,災害時相互応援に関する協定を締結いたしました。

これは,お互いの区域内で大規模な災害が発生した場合,あるいは発生すると想定した場合に,食料をはじめとする関係物資の提供や職員の派遣について定めたもので,単独自治体との締結は,東京都文京区に続き2件目となります。

協定の骨子を申し上げますと,応援の種類といたしまして,食料や飲料水及び生活必需物品の提供や,施設の応急復旧等に必要な物資及び資機材の提供,また,職員の派遣などについて定めてございます。
応援を要請するにあたっては,被災の状況や,物資の品目や数量,職員の活動内容や人数などを明らかにすることとしております。
経費の負担については,原則,被災自治体の負担といたします。

多賀城市との関係ですけれども,かつて陸奥国の国府が置かれた,石岡市と同じような古い歴史を持つ古都でございます。このような共通項があった中で,これまで職員や議員レベルでの交流があり,それらを踏まえてこのたび協定締結に至ったものでございます。

ともに1300年の歴史を持つ両市が,貴い縁と相互理解のもとに災害時応援協定を結ぶことは,市民の安心安全を確保する上で,大変重要な意味を持つものと考えております。今後は,この協定を通じいっそう両市の絆を深め,協定の実効性を高めていきたいと思います。

協働のまちづくり講演会

次に,「協働のまちづくり講演会」でございます。

昨年12月の第4回定例会において,「石岡市協働のまちづくり条例」が制定されました。今年の4月1日から施行されることに伴い,条例の趣旨をご理解いただくとともに,広く周知を図るため,このたび講演会を開催いたします。

この条例は,これまで様々な場面で,市民の皆さんと協力してまちづくりに取り組んでまいりましたが,こうした取り組みを今後さらに充実させるために,協働によるまちづくりを行う際の基本的なルールを共有し,市民や各種団体と,市の役割などを明らかにしたものです。

今回の条例制定にあたっては,資料の下段に経過がございますが,平成21年の条例制定委員会で検討を行い,指針の策定と,指針に基づき実践プログラムを作成して協働に取り組んでまいりました。その後,平成26年7月には協働のまちづくり検討委員会を設置し,市民の皆さんと検討を重ね,今回の制定に至ったものです。

講演会の日時ですが,2月11日水曜日,午前10時から,ふれあいの里石岡ひまわりの館を会場に行われます。講師は,茨城大学社会連携センター・准教授の長谷川幸介先生で,「協働のまちづくりを考える~協働ってどんなこと,地域づくり まちづくり~」と題して行われます。

今後は,協働を推進する様々な取り組みも検討しておりまして,例を挙げますと,市の物品を市民の公益的な活動へ貸し出したり,継続的に行われている優良な活動団体を表彰するなど,他市にはない独自の取り組みも現在準備を進めているところでございます。

この講演会をはじめ,様々な機会を通じて多くの皆様に周知を図ってまいりたいと考えております。

観光PRポスターの制作

次に,「観光PRポスターの制作について」でございます。

石岡市と石岡市観光協会では,このたび当市の豊かな自然・歴史・文化の魅力を県内外に発信し,シティプロモーションの一層の強化を図るため,観光PR用のポスターを制作いたしました。お手元にポスターの写しをお配りしてございますが,3種類ございます。

制作の目的でございますが,石岡市の潜在的な魅力を広く県内外に発信し,当市の認知度を高め,観光客の誘致を図ることを目的としております。

デザインのコンセプトですが,歴史や文化,自然豊かな里山など,それぞれ石岡市の地域的特徴をあらわすデザインとなっております。また,「茨城の芯」「MID CITY」というキャッチコピーをつけてございまして,これまで全く石岡市を知らない人たちに向けたイメージとして,今回設定したものでございます。

印刷は,各100枚の計300枚で,上野東京ライン開業に合わせ,JRや私鉄などの首都圏主要駅を始め旅行代理店などに配布し,石岡市をPRしていく予定でございます。

今後は,石岡市の認知度をさらに高めるとともに,観光や定住の促進につなげてまいりたいと考えております。

イベント情報

次に,イベント情報でございます。

さわやかハーモニーセミナー

まず1つ目が,「さわやかハーモニーセミナー」でございます。

男女共同参画の推進を図るため,さわやかハーモニーセミナーを開催しております。

講師には,すでにおなじみの映画「アナと雪の女王」の劇中歌の翻訳を手掛けられた水戸芸術館演劇部門 芸術監督の高橋知伽江先生をお招きします。翻訳をとおした日本語の魅力と,性別に関わりなく豊かな人間関係をつくるコミュニケーションとしての日本語について,講師の経験を踏まえ教えていただきます。

日時は,1月24日土曜日,午後2時から,ふれあいの里石岡ひまわりの館を会場に行われます。参加費は無料となっております。

第64回社会を明るくする運動 講演会

2つ目が,「第64回社会を明るくする運動 講演会」でございます。

この“社会を明るくする運動”は,すべての国民が犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め,それぞれの立場において力を合わせ,犯罪のない地域社会を築こうとする全国的な運動でございまして,今年で64回目を迎えるものです。石岡市においても,この運動の推進と普及啓発のため,講演会を実施いたします。

日時は,1月25日 日曜日,午前10時からでございまして,会場は,ふれあいの里石岡ひまわりの館となっております。

講師は,元教師で,現在,親業訓練シニアインストラクターなどをされております富澤優江氏をお迎えし,「言葉かけで変わる人間関係」と題し,講演をしていただきます。入場は無料でございます。

ぜひたくさんの方においでいただきたいと思います。

くだもの狩り『いちご』

最後に,「くだもの狩り『いちご』」についてでございます。

石岡市の観光いちご園につきましては,今月から開園をいたしました。朝日トンネルが開通以来,おかげさまで,たくさんの方々においでいただいておりまして,これから5月までいちご狩りをお楽しみいただくことができます。

茨城オリジナルの新品種「いばらキッス」をはじめ,「とちおとめ」や「紅ほっぺ」など人気の品種をそろえておりますので,ご家族連れでお出でいただきまして,新春の味覚をご堪能いただければと思います。

 

私からの説明は以上でございます。

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  • 【更新日】2014年4月17日
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