定例記者会見-平成24年5月30日-

5月30日定例記者会見風景15月30日定例記者会見風景2

5月30日定例記者会見風景

本日は,お忙しい中お集まりいただきまして,ありがとうございます。
今月は,ゴールデンウィーク最終日の6日に,つくば市などでは竜巻による大きな被害が発生しました。私も翌7日,つくば市北条の現地を見させていただきまして,テレビで見るより遥かに大きな被害を目の当たりにしまして,強い衝撃を受けました。被災された皆様には,心からお見舞い申し上げます。また,石岡市としましても,つくば市へ義援金を送り,お見舞い申し上げたところでございます。
また,同じく6日に発生した降雹によりまして,石岡市や笠間市では,農業用施設を中心に大きな被害がありました。やはり7日に市内を巡回し,農家の方とお話させていただきましたが,地域によっては,ゴルフボール大から,飲料水の缶より一回りも大きい雹が降ったとのことで,ハウスや果樹など,石岡市全体で約1億9千万円の被害となっております。
これらの被害を受けた農家への支援につきましては,先日,国のほうでもその方針が示されましたが,市としましても,来週開会いたします市議会第2回定例会に補正予算案として計上したほか,支援についてさらに検討してまいりたいと考えております。議案および補正予算案の詳細につきましては,定例記者会見終了後に,担当部より説明させていただきます。
それでは,会見項目に移らせていただきます。

初めに,JR石岡駅の橋上駅舎および東西自由通路のデザイン案の決定について,ご説明させていただきます。
石岡市の長年の課題であります石岡駅の改築につきましては,私も市長就任以来,最重要課題として取り組んでまいりました。昨年6月には,専任部署としまして,駅周辺整備推進室を設置いたしまして,事業のスピードアップを図ってまいったところでございます。
そして,このたび,橋上駅舎および東西自由通路のデザイン案を決定しましたので,ご報告させていただきます。
デザイン案につきましては,昨年10月に設置いたしました,市民や学識経験者など20名で構成する石岡駅橋上化推進検討委員会において,詳細にご検討いただきました。具体には,ワークショップや市民アンケートを実施いたしまして,デザインだけでなく,建設コストや完成後の維持管理経費,防災面などの観点からもご検討いただき,当初の4つの案の中から,順序を付した2つの案に絞り込み,市へ提言していただきました。
それぞれの提言案の特徴や市民アンケートでの意見をご説明いたしますと,まず,提言案1は,和モダンなデザインとなっております。市民アンケートでは,得票数が最も多く,年代別に見ましても10歳代から50歳代の幅広い世代で最も多くの得票がございました。また,建設コストや維持管理経費が安いことを理由として挙げられた方も多かったようです。
次に,提言案2ですが,こちらは市内に残る看板建築を取り入れたデザインを基調としております。アンケートでは,60歳代以上の方々から多くの投票があり,全体で2番目の得票数となりました。歴史性を感じられるデザインを評価する声が多くございましたが,一方におきまして,建設コストと維持管理経費が割高になることを危惧する意見もございました。
これらのアンケート結果やワークショップでの意見を基に,石岡駅橋上化推進検討委員会において検討され,提言案1を第1案といたし,提言案2を第2案として,ご提言をいただきました。
また,市議会におきましても,昨年9月に設置されました石岡駅周辺整備対策特別委員会においてご提言をいただき,また,所管の常任委員会であります都市建設委員会においてもご意見をいただいているところでございます。
これらのご提言やご意見を踏まえ,駅周辺整備推進室において内容や課題等を整理しまして,私や副市長ほか全部局で,デザイン案を議題として検討した結果,提言案1を基本デザインとすることを決定した次第でございます。
なお,今後は,JR東日本と調整を行い,橋上駅舎,東西自由通路,西口駅前広場およびBRT専用駅前広場について,今年度中に実施設計を進め,順次工事に着手してまいります。なお,完成につきましては,平成26年度末を目標として工事を進めたいと考えております。

続きまして,2項目目,フラワーパーク駐車場内にございます施設のリニューアル工事についてでございます。
先月の記者会見でも申し上げましたが,石岡市では,朝日トンネルの開通に合わせまして,観光活性化のための事業の一環として,フラワーパーク駐車場内の施設のリニューアル工事を,今年度実施したいと考えております。
まず,1期工事としまして,朝日トンネルの開通までに,屋外トイレの新設と駐車場入り口の拡幅を行います。
現在の屋外トイレは,駐車場の奥にあり,老朽化が進み,使いにくくなっております。そこで,駐車場の手前側にトイレを新設することで,利便性の向上を図り,また,女性用トイレの個室数やパウダースペースを広めにとることで,観光バスで来られる団体の女性のお客様にも対応できる設備といたします。
また,駐車場の入り口ですが,現状では入り口・出口ともに幅5メートルで,繁忙期には大変混雑いたします。入り口を7メートルに,出口を10メートルに拡幅し,出口は,右折・左折の2車線とすることで,混雑の緩和を図ってまいりたいと考えております。
次に,2期工事ですが,今年度末までに,フードコートの新設と農産物直売所の改修を行います。
既存の物産館「あぜみち」を,地元産の野菜などを使った料理を提供するフードコートに全面的に改修いたします。客席数は約60席を予定しております。
また,既存の農産物直売所を増築し,物産館で扱っていた土産物等も販売することで,物販店舗を一本化いたしたいと思っております。
これらのリニューアル工事によりまして,休憩・食事といった「道の駅」的機能を充実させ,観光などで訪れる方の利便性の向上を図ります。

続いて,イベント情報でございます。

まず,茨城県フラワーパークの「バラまつり」についてでございます。
フラワーパークでは,6月24日まで「バラまつり」を開催中でございます。650品種,3万株のバラが咲き競い,その美しさと,すばらしい香りをお楽しみいただけます。
今年も一部植え替えを行いまして,輝くようなサーモンピンクが人目を引きつけ,フランスの庭という意味をもつ「ジャルダンドゥ フランス」や,淡い緑から白に変わる花の色が魅力的な「緑光(りょくこう)」などが新たに仲間入りしました。
フラワーパークのバラは,6月上旬ごろ見ごろを迎えるとのことでございます。また,先に挙げました「ジャルダンドゥ フランス」や「緑光」は6月中旬ごろに見ごろを迎えるとのことでございます。
「バラまつり」の期間中は,お猿さんのショーなどのイベントも多数開催されますので,ご家族・ご友人お誘い合わせのうえ,ご来場いただきたいと思います。なお,期間中は無休となっております。

次に,「やさと陶器まつり」でございます。
今回で22回目を迎えます「やさと陶器まつり」は,石岡市内に窯を開く陶芸家の皆さんの,個性的な作品を一堂に集め,展示販売を行うイベントでございまして,年に2回開催しております。
今回は,6月2日・3日の土日に,フラワーパーク駐車場内の特設会場で開催され,14名の陶芸家が出展を予定しております。
陶芸家本人が店頭に立って販売しておりますので,作品の特徴などについて,陶芸家との会話もお楽しみいただけますし,また,日常お使いいただけるような箸置きや茶碗などは,数百円からといったリーズナブルな作品もございますので,お好みの作品を見つけていただければと思います。
フラワーパークの「バラまつり」と合わせまして,陶器まつりにもお越しいただければと思っております。

最後に,常陸風土記の丘「ゆりまつり」のご案内でございます。
常陸風土記の丘では,6月9日から24日まで,「ゆりまつり」を開催いたします。期間中は無休で,また,入園料は無料でございます。
期間中は,各種イベントが開催されるほか,有料エリアご入園のお客様にはゆりの鉢植えのプレゼントもございます。また,石岡の特産物販売コーナーもございますので,ぜひご来場いただきたいと思います。

本日の説明は以上でございます。

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  • 【更新日】2013年8月13日
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