
記者の皆さまにおかれましては、大変お忙しい中、お集まりいただきまして、誠にありがとうございます。
10月も下旬となり、朝晩はぐっと冷え込むようになってまいりました。
市内の木々も色づき始め、まちは秋の深まりとともに穏やかな彩りに包まれています。
まさに「実りの秋」「スポーツの秋」「食欲の秋」「芸術の秋」、そして「読書の秋」と、心豊かに過ごせる季節です。
市内におきましても稲刈りや果実の収穫が進み、地域の皆さまのご尽力により、今年もたくさんの恵みをいただけることに感謝申し上げます。
朝晩の寒暖差も大きくなっておりますので、市民の皆さまにはどうぞ体調管理に十分ご留意のうえ、実り多い秋をお過ごしいただければと思います。
それでは会見項目について、ご説明させていただきます。
1 “スマート行政”新時代へ
石岡市がオンライン手続きを一本化 証明書もスマホで完結
まず、資料1ページ目をお開き下さい。一つ目は、『“スマート行政”新時代へ 。石岡市がオンライン手続きを一本化。 証明書もスマホで完結 』でございます。
石岡市は、市民の皆さまの利便性向上と行政サービスのデジタル化を推進するため、オンライン申請の入口となるポータルサイト「スマート窓口」を10月20日(月)より開設しています。
また、11月1日(土)より、市役所に来庁することなく、スマートフォン1つで証明書が自宅に届く「オンライン郵送サービス」も開始し「いつでも・どこでも・待たない市役所」の実現を図ります。
市は、今後もデジタル技術を活用し、市民の皆さまがより快適に行政サービスを利用できる環境づくりを進めてまいります。
2 県内唯一の皇室献上品
石岡の「富有柿」が最終審査へ 秋の実りを皇室に
続いて、2ページ目をお開き下さい。二つ目は、『県内唯一の皇室献上品 。 石岡の「富有柿」が最終審査へ 秋の実りを皇室に 』でございます。
石岡市は、11月19日(水)八郷総合支所において、献上柿として皇室に届ける市特産品「富有柿」の最終審査会を開催します。審査会当日は、生産者で構成する石岡市八郷柿振興協議会の役員などが審査員となり、出荷組合による1次審査で選ばれた162個の柿から、特に品質の優れた72個を厳選し、3つの桐箱に詰める作業を行います。
選定した「富有柿」は、翌20日に皇居および秋篠宮邸へ献上する予定です。茨城県内で皇室へ献上を行っているのは、石岡市の「富有柿」のみとなります。 当市では、献上柿と同等品質の厳選したブランド富有柿「紫峰煌」を販売していますので、是非ご賞味いただければと思います。
3 地元の恵みを未来へつなぐ
市内小中学校で“いしおか有機ウィーク ”を実施
続いて、3ページ目をお開き下さい。三つ目は、『地元の恵みを未来へつなぐ 。 市内小中学校で“ いしおか有機ウィーク ”を実施 』でございます。
石岡市は、11月17日(月)~21日(金)までの5日間、市内の全公立小中学校において、地元産の有機農産物を使用した特別給食を提供します。
この取り組みは、12月8日の「有機農業の日(オーガニックデイ)」および 11月14日~12月13日までの農林水産省が定める特別期間に合わせて実施するもので、 市内の有機農業の推進と、次世代への食育の充実を目的としています。
給食には、有機米や有機野菜など11種類の有機農産物を使用し、栄養士や調理員が工夫を凝らした多彩なメニューを提供します。
この取り組みを通じて、子どもたちが「食べること」から自然と人とのつながりを感じ、地域や農業への誇りを持ってもらえることを期待しています。
また、石岡市は、引き続き地産地消 と持続可能な農業を推進し、子どもたちへ食の大切さを伝えていきます。
イベント情報
続きまして、イベント情報についてご紹介いたします。
【石岡市立ふるさと歴史館 第42回企画展石岡海軍航空基地を掘る】
石岡市教育委員会は、10月8日(水)より、石岡市立ふるさと歴史館において、第42回企画展「石岡海軍基地を掘る」を開催しています。
太平洋戦争末期、石岡市内には「石岡海軍航空基地」が急造されました。近年、滑走路跡や誘導路跡の試掘調査のほか、掩体壕の測量・発掘調査が行われ、その構造等が少しずつ明らかになってきました。
今回の企画展では、これら石岡海軍航空基地に関する調査成果を紹介いたします。また、あわせて、石岡市内に残る戦争遺跡等の紹介を行います。
石岡が戦争と無関係ではなかったことを知り、戦争と平和について考えるきっかけとしていただければ幸いです。
【第29回 石岡市企画展 】
企画展実行委員会および石岡市教育委員会は、10月31日(金)から11月5日(水)の期間で、八郷総合支所1階「郷の風」において「第29回石岡市企画展」を開催します。
期間中は、長年にわたり創作活動に取り組むお二人による写真と洋画の作品を展示します。
それぞれの世界観が生み出す表現の豊かさと感性をゆったりと味わえる内容となっています。
秋の石岡の自然とともに、芸術に触れるひと時をお楽しみください。
【市制施行20周年記念事業 石岡ふれあいまつり(秋)~令和7年柿岡城まつり~】
石岡ふれあいまつり実行委員会は、11月16日(日)「石岡ふれあいまつり(秋)~令和7年柿岡城まつり~」を開催します。
イベント当日は、約50店舗の地元産品販売ブース・キッチンカーが出店するほか、や さと納豆早食い大会、模擬上棟式によるもちまき、高円寺阿波踊り振興協議会による阿波踊り講座などが行われます。
また、会場までのアクセスとして、臨時駐車場や無料シャトルバスを用意するほか、一部の臨時駐車場から会場まで昔懐かしいボンネットバスに乗車できるなど、楽しい催しが盛りだくさんです。皆さまお誘いあわせの上、ぜひご来場ください。
【市制施行20周年記念事業 筑波山地域ジオパーク講演会】
石岡市を含む筑波山周辺の6市(石岡市・笠間市・つくば市・桜川市・土浦市・かすみがうら市)は、貴重な地形・地質とそれらがつくりだす美しい自然景観を見ることのできる地域として、 2016年9月より日本ジオパークに認定されています。
この度、市制施行20周年記念事業として、筑波山地域ジオパークの魅力を広く紹介する講演会を開催いたします。今年は島原半島ジオパークから講師をお呼びし、活火山を核とする島原半島ジオパークと石・土・水の恵みを生かしてきた筑波山地域ジオパークを比較しながら、それぞれのジオパーク地域ならではの魅力や可能性を紹介していただきます。
また、ジオパークを活用して地域の人や資源を繋ぐことの重要性や実際に石岡市内での活動事例について紹介していただくなど、三つの講演会を通してジオパークについて理解を深められるような内容となってい ます。皆さまお誘い合わせの上、ぜひご来場ください。
【スポーツフェスティバル~みんなで楽しくわくわく~ 】
石岡市スポーツ推進委員協議会は、11月30日(日)「スポーツフェスティバル~みんなで楽しくわくわく~」を開催します。
子どもから高齢者まで、世代を超えてすべての種目に参加できる「スポーツの秋」にふさわしいイベントで、当日は、市スポーツ推進委員がサポートを行い、スポーツを通じたダイバーシティの活動を支援します。
普段からスポーツを楽しんでいる方はもちろん、これを機会に取り組んでみたいという方など、多くの 皆さまのご来場をお待ちしています。
【市制施行20周年記念事業 SKYMARK Presents第3回石岡つくばねハーフマラソン】
石岡市は、令和8年2月15日「 SKYMARK Presents 石岡つくばねハーフマラソン」を開催するとともに、現在出場者を募集しています。令和5年度に行われた第1回大会では2,459人、令和6年度に行われた第2回大会では、全国から3,322人のランナーが石岡の地を駆け抜けるなど、年々盛り上がりを見せています。
市制施行20周年記念事業として開催される今大会は、 元プロ野球選手 ・ 監督のアレックス・ラミレス氏 を含めたラミちゃんファミリー、 元プロマラソンランナーの下門美春さんをお迎えするほか、箱根駅伝常連校の駅伝部の選手たちにも参加 していただく予定です。
看板建築をはじめとしたレトロな街並みや激坂「鬼越峠」など、石岡ならではのコース設定となっておりますので、多くの皆さまからのエントリーをお待ちしています。
なお、大会協賛企業でありますスカイマーク株式会社様が、北海道からの参加者向けに「マラソン参加と石岡市内の観光を組み合わせたツアー」を企画しております。
このツアーは、新千歳空港を発着とし、マラソンとあわせて石岡の魅力に触れることができる内容となっており、大会を通じた観光誘客と地域活性化にもつながる取り組みですので、あわせてこちらも注目していただければと思います。
【ふるさと納税返礼品のご紹介】
最後に、ふるさと納税返礼品のご紹介をさせていただきます。
お手元に、チラシを配付させていただいておりますが、今回は、おすすめの6品 として 、令和7年新米3種類のほか、 「やさとみかげの御念珠」、 「旬野菜においしいマヨネーズセット」、「JR石岡駅業務用自動車のミニカー 」をご紹介させていただきます。
特に「やさとみかげの 御念珠」につきましては、 大阪万博ブルガリア館のモニュメントにも使用された石岡市産の御影石「やさとみかげ」を用いており、地域の伝統と技が息づく石岡ならではの逸品です。
これを機会に、ふるさと納税を通じて、まちの魅力に触れていただければ幸いです。
説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。