これまで市では、図書館・ホールを核とした複合文化施設の整備基本計画を策定し、市議会の複合文化施設建設特別委員会において、建設地、事業手法、財源等、様々な議論を重ねてきました。しかし、先日の議会で関連予算が否決されたことを受け、今後事業を再検討していくことを表明したところです。
コロナ禍の中、オンライン会議なども活用して市民の皆さまの意見を集め、事業の提案・説明をしてきましたが、場所や規模、運営手法に対して十分な理解を得られませんでした。
この事業は、合併時の新市建設計画にも位置付けられており、有利な財源である合併特例債を活用するには期限内に事業を完了する必要があります。
大きな事業を進める上で大切なのは土台作りです。スピード感を持ちつつ、様々な意見を集約し、今後50 年、あるいはそれ以上の期間、皆さまに愛され、誇れる活動の拠点を作ってまいりたいと思います。
石岡市長 谷島 洋司