今年は元日から能登半島地震により大きな衝撃を受けました。お亡くなりになられた方々に対し、謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災された皆さんに心よりお見舞いを申し上げます。
当市でも、県の要請に基づき、職員2 名が能登町へ派遣され、1 月10 日から14 日にかけて避難所運営や罹災証明発行支援に従事しました。被害が明らかになるにつれ、どこにどのような支援が必要なのか把握することの難しさを知り、調整役がコーディネートすることで一刻も早く支援を届ける必要性を実感しました。また、孤立した地域の多さに驚くとともに被災した方達が自主的に炊き出しを行っていることなどを聞き、当市でも取り組んでいる自主防災組織の重要性に改めて気付かされました。地域コミュニティの希薄化が叫ばれる昨今ですが、災害を自分事ととらえてハザードマップの確認やマイタイムラインの作成、防災訓練への参加などいざというときのために備えていただきたいと思います。
石岡市長 谷島 洋司