9月1日は防災の日。101 年前の大正12(1923)年、関東大震災が発生した日です。その経験から都市防災対策が大幅に見直されました。また、関東大震災から6年後の昭和4(1929)年3 月14 日には、「石岡の大火」が起きました。この火災では、中心市街地の4 分の1が焼失し、当時の石岡町民の5 分の1 が被災しました。
今年度、市では災害への備えとして2つの施設を整備しました。
石岡駅西口あんしんステーションは、非常時に救援物資の集配および保管場所として機能します。また、平常時には防災講座・訓練などの開催が可能で、地域の防災組織の交流拠点として利用できます。
石岡スケートボードパークの一部は、非常時に駅利用者や一時帰宅困難者などの避難場所になります。また、災害復旧までに長期間を要する場合、深井戸、四阿(あずまや)、かまどベンチ、マンホールトイレが利用でき、給水・炊き出しの場所としても活用予定です。
これらの施設を有効活用しながら、これからも安全安心な街を目指していきます。
石岡市長 谷島 洋司