春は出会いと別れの季節と言われます。
2 月下旬から市内4 つの小学校で閉校式が行われ、各学校では、児童による「ふるさと学習」や合唱などの発表が行われました。三村小学校では、児童による地域の伝統芸能「三村囃子」のほか、地域の皆さんによる須賀神社の神輿渡御が披露されるなど、大勢の皆さんが閉校式に集い、賑わいました。閉校式典一つひとつに地域の皆さんの思いが凝縮され、その重みに胸を締め付けられました。
神輿渡御に参加された方がSNS で「閉校は悲しいけれど、悲しんだって何も変わらない…100 年後の三村のために」と、自ら行動することを決意されており、非常に感銘を受けました。
子どもたちの元気な姿を見ると、子どもたちこそが地域の未来であり、その輝く瞳は、地域の明るい未来を見据えているかのようでし
た。そんな子どもたちの未来のためにも、持続可能な地域社会と教育環境を整える決意を新たにしました。
石岡市長 谷島 洋司