埼玉県八潮市で起きた道路陥没事故は衝撃でした。この事件を受けて、市内の下水道施設を点検した結果、このような危険性は確認されませんでしたが、市内でも昭和の時代に整備した公共施設が現存しており、計画的に改修や建て替えを行う必要があります。
その一つが令和2 年3 月に閉鎖した旧市民会館。それに替わるホールに市民ギャラリーや子育て支援などの新たな機能を備えた複合文化施設を建設することで、文化芸術の交流拠点としていきたいと考えています。
新施設は新市建設計画に基づく合併特例債を活用するなど、市の負担にならないようにする必要があります。物価高騰の折、将来世代に何を残すのか、よく議論し、多くの人が納得できる施設にしなければなりません。
新施設をどのように整備、活用していくかも含めて多くの意見をいただき、石岡市の魅力的な街づくりに活かしていきたいと思います。
石岡市長 谷島 洋司