6月は、別名「水無月(みなづき)」とも呼ばれます。梅雨時で雨が多いにもかかわらず、「水が無い」と表現されるのは不思議に感じられるかもしれませんが、これは水のなかった田んぼに水を引き入れ、田んぼ以外には水がなくなることに由来すると言われています。
ゴールデンウィークの頃に田植えを行う農家が多いと思われますが、田植えが機械化される以前は、近隣の方々の協力を得て梅雨入りする6月に行われていたそうです。
「令和の米騒動」とも言われる昨今の米不足や価格高騰の影響で、備蓄米の放出や輸入米に関するニュースを目にする機会が増えています。農業後継者が減少する中、当市ではオーガニックビレッジ宣言をはじめ、新規就農者への支援体制強化や稼げる農業のためのブランド化の推進などを通じて、地産地消できる「安全安心な食のまち」の実現に向け着実に取り組みを進めていきたいと思います。
石岡市長 谷島 洋司