定例記者会見平成28年7月20日

本日は,お忙しい中お集まりいただきまして,ありがとうございます。

初めに,会見項目に入ります前に,ご報告させていただきたいと思います。

石岡市民の歌のCD販売開始について

1点目は,石岡市民の歌のCD販売開始の件でございます。昨年合併10周年を機に制作された石岡市民の歌「石岡,わがふるさと」につきまして,このたび一般販売を開始いたしました。これは市民の皆様から募集したことばや想いをもとに,歌手の大島花子さんに作っていただいた曲でございまして,定価500円で販売いたします。内容については,お手元のチラシをご覧いただきたいと思います。

ふるさと応援寄附金について

2点目は,「ふるさと応援寄附金」についてでございます。おかげさまで多くの皆様にご協力をいただいておりまして,昨年に比べ,引き続き伸びている状況でございまして,別紙に最新の状況をお示ししてございます。ご覧いただければと思います。

報告は,以上でございます。

それでは,会見項目に移らせていただきます。

新庁舎建設実施設計について 

はじめに,石岡市新庁舎建設実施設計についてでございます。

新庁舎建設事業につきましては,基本計画の中で,「誰もが利用しやすく安全で安心できる庁舎」を基本理念と定め,「市民の安全と安心を支える庁舎」として,耐震性に優れ非常時にも行政機能が維持できる,地域防災の拠点を目指してまいります。

また,「誰もが利用しやすい庁舎」として,また「誰もが快適に不自由なく利用できるよう」バリアフリーやユニバーサルデザインに対応し,そのほかにも,高度情報化社会に適応した設備や,ランニングコストの削減のための新エネルギーや省資源に配慮した構造・設備システムを導入いたしました。

それでは,このたび完成いたしました,『石岡市新庁舎建設実施設計』に基づき,具体的な建物の概要と今後の事業スケジュールを別紙資料に基づきご説明させていただきます。お手元の『石岡市新庁舎建設実施設計(概要版)』表紙をおめくりいただきまして,右下A-1ページ『1.計画概要』をご覧ください。新庁舎の建築概要でございますが,基礎を杭基礎及び免震構造としているほか,本体は鉄筋コンクリート造に一部鉄骨造を組み合わせた基礎免震構造となっております。建築面積は3,310.64平方メートル,延床面積は9,819.93平方メートル,階数は地上4階,最高の高さは20.94メートルとなりまして,車いす対応の15人乗りとストレッチャー対応の13人乗りのエレベーターを東西にそれぞれ1台設置いたします。新庁舎外観デザインですが,市民と行政が一体となり,協働でまちづくりを行うための拠点として,石岡の魅力を伝え,まちを守るシンボルとして筑波山をイメージしたダイナミックな意匠をまとった姿といたしました。

次に,A-2ページの『1.計画概要』をご覧ください。各階のフロア配置を示してございます。1階にバックヤード的な機能を掌る諸室,2階はメイン玄関や窓口関係部署の執務室,3階に市長室などの執行部のほか,災害時対応を想定した会議室群と執務室,4階は議会機能関係の諸室とし,フロアごとに機能を集約した配置といたしました。

次に,A-3ページ『2.配置計画』をご覧ください。これは,建物を上から見た図面となります。庁舎前面に,第一駐車場として一般車用駐車場をはじめとする約170台の駐車スペースを確保いたしました。そのほか,敷地西側の第二駐車場など併せますと,敷地全体で384台分の駐車台数を確保しております。

次に,A-4ページ『3.環境計画』をご覧ください。これは,新庁舎での活用が予定される省エネルギー手法について示しております。特徴的な手法として,空調計画につきましては,中間期における北東からの卓越風を取り込む自然換気,日照時間の多い特性を活かし空調熱源や外気予熱とする太陽熱利用,昼夜温度差を利用して夜間の冷気を取り込むなど,石岡市の気候特性を活かすことで,環境負荷の低減に配慮いたしました。また,執務エリアには床吹出空調,市民エリアには床輻射空調とするなど,執務室全体ではなく居住域レベルのみの空調とすることで,省エネと快適性を両立することといたしました。その他,建物内には72時間の発電を可能とする非常用発電機,敷地内には屋外トイレや井戸を設置するほか,既存の非常用発電機を移設することで,災害発生時における対応を想定した自立型防災庁舎となっております。

次に,今後のスケジュールでございますが,現在,1工区の外構工事を行っておりますが,この工事が8月末で竣工予定となっておりまして,その後9月に本体工事に着工し,平成30年4月に竣工,5月から供用開始を予定しております。また,供用開始の後は,本館等の仮設庁舎の解体工事と2工区外構工事などを経まして,平成30年10月のグランドオープンを目指して進めてまいりたいと考えております。

最後に,新庁舎の建設費用でございますが,新庁舎建設費として約46億円を,その他旧本庁舎の解体工事や外構工事及び付帯施設などの工事費や諸経費等を含めまして総工費約65億円を見込んでおります。それらの財源といたしましては,震災復興特別交付税,被災施設復旧関連事業債及び庁舎整備基金を予定しております。なお,新庁舎の工事期間中は,一般来庁者用の駐車場が狭隘となってまいります。対応策として,市役所向かいの薬局の裏に来庁者用の臨時駐車場を整備するなどして,利便性や安全性の確保に尽力してまいりますので,ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。以上で,石岡市新庁舎建設実施設計についての説明を終了いたします。

平和の取り組み 

次に,平和の取り組みについてでございます。

当市では,戦争の悲惨さ,そして平和のありがたさを次の世代に伝え,平和な世の中をつないでいくための取り組みといたしまして,今年度3つの事業を行います。

石岡市中学生平和大使派遣事業

1つ目は,石岡市中学生平和大使派遣事業でございます。

この事業は,市内の中学生を石岡市平和使節団として広島市へ派遣いたしまして,広島平和記念式典への参加などを通じて,戦争の悲惨さや平和のありがたさなどを参加した中学生に実感してもらい,学校や地域,そして次の世代に伝えていくことを目的として実施するものでございます。石岡市からは,昨年に続き2回目の派遣となります。

派遣日程につきましては,8月5日から7日までの3日間でございます。参加者は,昨年度は市内中学校6校の代表者1名ずつ,計6名の派遣でしたが,今年は,各校2名ずつ計12名を派遣いたします。

内容でございますが,まず派遣に先立ちまして,7月22日,午後2時から結団式を行います。派遣される生徒たちが集まりまして,市から励ましの言葉を贈ります。記者クラブの皆様には,ぜひおいでいただきたいと思います。

次に,派遣内容でございますが,1日目の8月5日には,平和記念資料館の見学や,原爆死没者慰霊碑への献花,千羽鶴の献納などを行います。翌8月6日には,広島平和記念式典へ参列後,原爆ドーム見学やとうろう流しに参加をいたします。3日目の最終日には,大和ミュージアムの見学を行います。派遣を終えまして,8月26日には解団式を行い,その後,2学期中に各中学校にて報告会を行う予定となっております。

市民会館自主事業・映画『サクラ花―桜花最期の特攻―』&泰葉ライブ

2つ目の事業ですが,石岡市民会館自主事業といたしまして,映画「『サクラ花-桜花最期の特攻-』&泰葉ライブ」を開催いたします。

期日は,8月6日 土曜日で,午前10時と午後2時の2回上映となります。

午前の部では,平和教育の一環として,小中高校生を対象に入場料無料で実施いたします。午後の部は,一般対象といたしまして,映画上映後,歌手の泰葉さんのライブを予定しております。入場料は,前売り2,000円,当日券2,500円となっております。

企画展「石岡市の戦争遺跡」 

3つ目が,今回の映画上映に連動いたしまして,「石岡市の戦争遺跡」と題した企画展を開催いたします。場所は,市民会館1階ロビーとなっておりまして,7月29日から8月16日までの開催となります。かつて石岡市にあった海軍飛行場に関する遺跡などの写真やパネル,関係資料を展示いたします。こちらは入場無料となっております。

公共施設シンポジウムの開催について

次に,石岡市公共施設シンポジウムの開催についてでございます。

将来の石岡市を担う子どもたちへ,より良いかたちでふるさとを引き継いでいくことを目的に,『公共施設のあり方』について皆さんと共に考えるシンポジウムを開催いたします。

タイトルが,「ハゴ(箱)モノどうすっぺ!?-石岡市公共施設シンポジウム-」と題して行われます。日時は,8月26日金曜日,午後6時30分から8時15分まで,場所はふれあいの里石岡ひまわりの館でございます。

はじめに第1部として基調講演,第2部にパネルディスカッションを行います。講師およびコーディネーターには,三菱UFJリサーチ&コンサルティング主任研究員の西尾真治氏をお迎えいたします。参加いただく場合は,事前にお申し込みが必要です。これからの公共施設のあるべき姿について,さまざまな角度からご議論をいただきたいと思います。

イベント情報

次に,イベント情報でございます。

柿岡のおまつり

はじめに,「柿岡のおまつり」についてでございます。

八郷地区の柿岡で行われます「柿岡のおまつり」は,享禄年間に起源があるとされる,大変歴史ある祇園祭でございまして,市指定無形文化財であります,柿岡荒宿の「ささら」や柿岡館の「獅子」のほか,山車がにぎやかに練り歩く,八郷地区最大の祭礼でございます。日程は,7月23日,24日の2日間で行われます。

石岡サマーフェスタ2016

次に,「石岡サマーフェスタ2016」と,それに合わせて開催されます地酒まつりにつきましてご説明いたします。

「石岡サマーフェスタ2016」は,7月31日日曜日の午前11時から午後6時まで,JR石岡駅前の御幸通りを歩行者天国にして行われます。当日は,駅前バーベキューや,にぎやかで楽しいステージイベント,また地域の子供たちによる手作りのお化け屋敷やあそびの広場など,ご家族揃ってお楽しみいただけるイベントを予定しております。

また,同時開催として,当日会場内では「地酒まつり」が開催されます。これは,「『石岡の地酒』で乾杯を推進する条例」の普及促進を図るため,特設テントを設置し,市内酒造4社の地酒の販売や各種イベントを開催するものです。内容としましては,「地酒BAR」と題しまして,地酒を1杯100円~400円程度でお飲みいただくことができます。また,「『乾杯』のご発声大会」といったような催しも行われまして,参加者にはすてなプレゼントをご用意しております。

第40回納涼市民盆踊り大会

次に,「第40回納涼市民盆踊り大会」でございます。

期日は,8月6日,午後4時から8時30分まででございまして,いしおかイベント広場を会場に開催されます。当日は,子ども輪投げ大会や,お楽しみ抽選会,盆踊りコンテストなど,皆様にお楽しみいただける企画をご用意しております。また,今年は,よさこいソーランの演舞も予定しております。

毎年,1,000人を超える方々にご参加いただき,盛大に開催される盆踊り大会でございます。

安全・安心まちづくり市民大会

次に,「安全・安心まちづくり市民大会」でございます。

石岡市暴力団排除条例の施行を記念し,条例の周知を図るとともに,暴力団の排除を進め,安全で安心なまちづくりを行うため,市民・石岡警察署・教育委員会などが協力し,「安全・安心まちづくり市民大会」を開催いたします。9月に行われるおまつりに向けて,あらためて暴力団排除の意識啓発を図ってまいりたいと考えております。

期日は,8月20日(土)午前9時30分から,石岡市民会館を会場に行われます。内容といたしましては,暴力団排除講演会や,防犯活動の報告,市内中学校や県警音楽隊による吹奏楽の演奏などを予定しております。入場は無料となっております。

梨・ぶどう狩り

最後に,「梨・ぶどう狩り」についてでございます。

8月からは,ぶどうと梨がシーズンを迎えます。太陽の恵みをたっぷり受けて甘みたっぷりの「ぶどう」と,みずみずしさ抜群の「梨」お楽しみいただきたいと思います。

本日の説明は以上でございます。

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  • 【更新日】2014年4月17日
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