定例記者会見平成29年1月16日

本日は,お忙しい中 お集まりいただきまして,ありがとうございます。

本年も,どうぞよろしくお願いいたします。

今年は就任4年目を迎え,「ふるさと再生」を掲げた私の市政運営もいよいよ仕上げの年となります。昨年は,JR石岡駅橋上駅舎及び東西自由通路の完成があり,また年末には,県内自治体にさきがけ,ワークライフバランスの推進を目指した「イクボス宣言」をいたしました。

今年は,2月に新庁舎建設工事の再入札を予定しているなど,集大成に向けさらなる事業の進捗を図ってまいりたいと思います。記者クラブの皆様におかれましては,引き続きご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

それでは,早速会見項目に移らせていただきます。

県指定天然記念物『佐久の大スギ』整備事業が完了

はじめに,「県指定天然記念物『佐久の大スギ』整備事業が完了」いたしましたので,ご説明させていただきます。

県指定天然記念物「佐久の大スギ」は,石岡市佐久の鹿島神社に鎮座するご神木でございまして,伝承によると樹齢1300年を超えるといわれ,樹高は28.6m,幹周は8.9mという巨樹でございます。この大スギをより長く後世へと残していくため,地元保存会は,石岡市や国土緑化推進機構の補助を受け,危険な枯れ枝の切除や避雷針の修理等の樹勢回復事業,あるいは見学路など周辺の整備事業を行ってきました。

このたび,それらの事業完了に伴い,地元保存会によるこれまでの事業報告や,記念の植樹式が行われます。日時は,1月21日 土曜日,午前10時30分から,場所は大スギがあります佐久地内の鹿島神社境内でございます。 また,当日は,近くの佐久農村集落センターにおきまして教育委員会主催の「佐久の大スギ ミニ企画展」を開催いたします。絵や写真とともに,平成9年度から行われた樹勢回復事業の様子などを紹介いたします。

石岡市地域おこし協力隊の隊員募集 

次に,「石岡市地域おこし協力隊の隊員募集」でございます。

石岡市の美しい自然・歴史を守り,磨き上げ,広めていける方を,このたび地域おこし協力隊として募集いたします。この地域おこし協力隊といいますのは,東京圏をはじめとする都市住民など,地域外の人材を地域社会の新たな担い手として受け入れまして,地域力の維持・強化を図る活動でございます。平成21年度から総務省で制度化され,平成27年度では全国673の自治体で,2,625人が活動をしているそうでございます。石岡市におきましては,平成27年10月に策定された「まち・ひと・しごと創生石岡市総合戦略」において,協力隊の導入について目標設定がなされ,検討を進めてきたところでございまして,このたび初めての募集となります。石岡の豊かな地域資源,地域産業を活用した田舎体験やふれあい交流などの各種の地域協力活動や地域の魅力発見,地域ブランドの向上など,資料にお示ししております4つの分野において,活動に従事していただきたいと考えております。

期間は,平成29年度から最長3年間でございます。募集人数につきましては4名程度で,20歳から40歳未満など,いくつか条件を満たした方にお願いをしたいと考えております。募集期間は1月31日までとなっております。

『石岡ふるさと自慢英語かるた』が完成

次に,「『石岡ふるさと自慢英語かるた』が完成」した件についてご説明いたします。

今年度から市の小中学校で取り組んでおります「ふるさと学習」に関連いたしまして,石岡市社会福祉協議会が作成を進めておりました「石岡ふるさと自慢英語かるた」が,このたび完成をいたしました。これは,市内の名所・旧跡,特産物等を英語で紹介したかるたでございます。今後,中学校の「ふるさと学習」や,英語教育などにおいて,社会福祉協議会と連携を図りながら,積極的な活用を図ってまいりたいと考えております。
それでは,この内容につきまして,本日社会福祉協議会の仲川事務局長においでいただいておりますので,説明をお願いいたします。 

仲川事務局長)お手元に写真付きの一覧表があると思いますけれども,これを作った目的としましては,子供たちが自分の生まれた地域を知ることによって地域に愛着を持ち,郷土を愛する心を育み,お互いを思いやり助け合うよい石岡市をつくるという目的で作成しました。先ほど市長が言われましたふるさと学習の一環でありますし,ふるさと再生の一環でもございます。内容につきましては,32カ所の市内の名所,旧跡をピックアップしました。その説明を英語で作りまして読み札としまして,取り札にはタイトルが書いてあります。やり方は,普通のかるたの形式です。この32カ所というのは,市内の大体の名所,旧跡,産物等は網羅しているかなと思います。活用方法ですが,英語の程度としては中学生にわかるように作ったつもりです。ただ単語については,個別の表現がありますから中学生で習わないものもあるかもしれません。12月27日には,実際に中学2年生5人にやっていただきました。なかなか面白かったというような感想をいただいております。作成にあたっては,原文は英語の堪能な社協の職員が作りまして,学校の英語研究部会の先生方の監修を受けております。今後,中学校に配りまして活用していただければと思っております。また,社協でも中学生を公募し,かるた大会を考えているところです。

イベント情報

次に,イベント情報でございます。

パパと手作り 切って楽しい,食べておいしい「巻き寿司教室」

はじめに,「パパと手作り 切って楽しい,食べておいしい「巻き寿司教室」」でございます。これは,男女共同参画の啓発事業として行うもので,父親の家事参加を促すとともに,母親への日頃の感謝の気持ちを込めて,親子で楽しく料理を学んでもらうことを目的としております。

今回は,節分にあわせまして,石岡のおまつりでおなじみの獅子頭の恵方巻きを作ります。チラシに写真がございますが,今回のためのオリジナルの巻き寿司となっております。日時は,1月28日 土曜日,午後1時から,ふれあいの里石岡 ひまわりの館で行います。対象は,市内在住の父子,15組30名でございます。

くだもの狩り『いちご』

次に,「くだもの狩り『いちご』」についてでございます。

石岡市の観光いちご園につきましては,今月から開園をいたしまして,これから5月までいちご狩りをお楽しみいただくことができます。茨城オリジナルの新品種「いばらキッス」をはじめ,「とちおとめ」や「紅ほっぺ」など人気の品種をそろえておりますので,ぜひ新春の味覚をご堪能いただきたいと思います。なお,今年は「やさとフルーツ号」や巡回バス「石岡ぐるりん」などを,1月まで延長しておりますので,ぜひご活用いただきたいと思います。

いしおかの里山アート展 

次に,「いしおかの里山アート展」についてでございます。

2月11日から3月5日まで,茨城県フラワーパークにおいて「いしおかの里山アート展」を開催いたします。有名作家から若手アーティスト・学生まで幅広い芸術家の作品を展示します。また,上青柳地区において,武蔵野美術大学・学生による芸術祭「アートサイトやさと」も2月14日から19日まで同時開催いたしますので,是非お越しください。

 

会見項目の説明は以上となりますが,そのほかにいくつか資料をお配りしております。その中で,フラワーパークのウィンターイルミネーションの入園者数の資料がございます。こちらにつきましては,11月の記者会見におきましてご案内をさせていただいたところですが,お陰様で,これまでの入園者が昨年に比べ大幅に増えております。今回はさらにイルミネーションの開催にあわせまして,フラワーパーク内のWi-Fi整備も行いまして,お客様の利便性の向上を図ったところでございます。

そのほかに,「石岡市有形文化財の指定について」という資料がございますが,昨年11月16日付で,観音寺にあります「絹本着色両界曼荼羅」が,新たに市の有形文化財に指定されました。これで市内にございます指定文化財は125件となったものでございます。詳しい内容は資料をご覧いただきたいと思います。

本日の説明は以上でございます。

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  • 【更新日】2014年4月17日
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