本日は,お忙しい中お集まりいただきまして,ありがとうございます。それでは,早速会見項目の説明をさせていただきます。
1 石岡市ふるさと応援寄附 「返礼割合」3割に見直し
▲石岡市ふるさと応援寄附の特徴的な返礼品
最初は,ふるさと納税の内容です。
石岡市ふるさと応援寄附の返礼割合を今年度末に見直し,平成30年4月からリニューアルします。
今年度新たに採用する返礼品については,既に返礼割合を3割とした品物を採用していますけれども,前年度から継続している返礼品については,生産者との調整がそれぞれに必要であることなどから,今年度末までは,これまでの返礼割合で,寄附者の希望によりお贈りしています。
今後ですが,平成30年4月から,全ての返礼品の返礼割合を3割以下といたします。3月までは,その準備調整に当たってまいります。
さて,ここで,当市における最近の返礼品について,改めてご紹介させていただければと思います。
本年度は,特産品だけでなく,特徴のある返礼品を追加してまいりました。体験型として,パラグライダー体験。課題解決型として,空き家管理。PR・魅力発信型として,マンホールコースターなど。1万円以上を基本としていた寄附だけでなく,5千円寄附という,より寄附しやすい区分を設けました。
これからも,石岡市らしさを大切にしたお礼ができるよう,返礼品を検討していきたいと思います。
2 JR石岡駅ステーションパーク 学生等の手によるイルミネーション
▲昨年のイルミネーションの様子(からくり時計・JR石岡駅フェンス)
次は,JR石岡駅ステーションパークのイルミネーションについてです。
JR石岡駅のステーションパーク2階スペースやステージを利用して,いろいろなイベントを実施することにより,駅前の中心市街地への人の流れや賑わいを創出しようと,今年の6月からワークショップが開催されてきました。
このワークショップは,高校生,専門学校生・商工関係者,市職員による横断型の集まりです。その検討の中で,ステーションパークを舞台として,冬のイルミネーションを実施することとなりました。
石岡商工会議所が主催となりますが,ワークショップでのアイディアを学生と共同で形にしていきます。
昨年,石岡商工会議所と,NPO法人まちづくり市民会議の協力により,ステーションパークのイルミネーションが行われましたが,その際のからくり時計の装飾だけでなく,今年は,高校生,専門学校生が新たに作成するフレームなどを電飾する計画です。
12月2日(土)と12月3日(日)に準備作業を行いまして,12月8日(金)午後5時から点灯式を行います。点灯と同時に一斉に写真を撮り,SNSで発信します。
イルミネーションの点灯は,12月8日(金)から年明け1月14日(日)までです。
この期間には,石岡駅前の御幸(みゆき)通りのイルミネーションが行われております。また,同時に,茨城県フラワーパークでもウィンターイルミネーションが開催中であり,特に12月の土日には石岡駅から無料シャトルバスが運行されますので,併せて楽しんでいただければと思います。
参加される生徒さん方ですが,石岡第一高等学校,石岡第二高等学校,石岡商業高等学校の市内県立高等学校のほか,中央高等学校,青丘学院つくば中学校・高等学校の高校生,アジア動物専門学校の専門学校生からなります。
当日は,生徒さん方のほか,ワークショップメンバー,そして当日協力の高校生など総勢25名が参加する予定です。
3 筑波山麓・茅刈り隊 ボランティアを募集
続いて,茅葺屋根に用いる茅の刈り取りに関するボランティア募集のお知らせです。
石岡市の茅葺き屋根は,「筑波流」といわれる日本屈指の技術を持った茅葺職人の手によって守られてきたものです。
やさと茅葺き屋根保存会では,今年も屋根の材料となる茅を確保するため「茅刈り隊」に参加してもらえるボランティアを募集します。
作業日は,12月9日(土),10日(日),11日(月)の3日間。
場所は,つくば市大穂の「高エネルギー加速器研究機構」敷地内になります。
集合は,現地集合になります。
申込は,やさと茅葺き屋根保存会事務局又は経済部観光課へ12月6日(水)までに必要事項をお伝えいただければと存じます。
4 イベント情報
それでは,続いて,イベント情報です。
資料には,開催される期日の順に,紹介しております。
主なものをご紹介させていただきます。
(1) 年忘れ 古典落語を楽しむ会
最初に,「年忘れ 古典落語を楽しむ会」について御紹介したいと思います。
出演は,桂 文楽ほか。12月3日(日)午後1時30分開場,午後2時に開演いたします。場所は,石岡市民会館ホールです。
料金,座席については,ご覧のとおりです。
(2) 筑波山地域ジオパーク講演会
続いて,筑波山地域ジオパーク講演会についてです。
「実はすごい!八郷盆地の底力。ヤマト政権との関係から江戸を支える諸産業の歴史」と題しまして,八郷盆地の魅力とジオとの関係の講演になります。
本地域が日本ジオパークに認定されて早1年となります。
ジオパークの更なる認知向上とともに,市民に地域の魅力を伝えたいという思いから今回の講演会が企画されました。
今回のテーマは八郷。地形と歴史の深い関係についてお話しいただきます。
講師は,石岡市出身・在住の千葉(ちば)隆司(たかし)先生です。
千葉先生はかすみがうら市の学芸員,筑波学院大学・茨城大学教育学部の非常勤講師であり,ジオパークの普及啓発活動のためのまちづくり講座に力を入れていらっしゃいます。
日時は,12月9日(土)10時から。
会場は,城南地区公民館になります。
定員は100名。参加は,無料です。
(3) 街コン イルミネーションDE逢おう@フラワーパーク
続いて,街コンの話題です。
「イルミネーションDE逢おう@フラワーパーク」についてです。
“恋人の聖地”としてPRしています,茨城県フラワーパークのイルミネーションを眺めながら実施する街コンになります。
イルミネーションがスタートした11月15日(水)の同日に除幕されました「恋人の聖地モニュメント」が,今年の街コンを盛り上げます。
ヤサトデトレタレストランでの地元食材を使った軽食なども楽しみながら,当日はイルミネーションをご覧いただく計画です。
日時は,イルミネーション最終日の1月14日(日)午後3時~午後6時30分。
男性10名と女性10名を募集しています。
申込みは,12月22日(金)までに,まちづくり協働課へお願いします。
4 第4回定例会提出議案の主なポイント
次の項目に移ります。
お手元に,11月28日から開会しました石岡市議会第4回定例会に提案した議案並びに補正予算案をお配りしております。そのうち主なポイントを,別紙の「第4回定例会提出議案の主なポイント」という資料をもとに,ご説明させていただきます。
はじめに,平成29年度補正予算案(一般会計)についてです。
1点目が,住まいづくり推進事業補助金(300万円)です。
こちらは,移住者の住宅建築費用の補助で,費用の10%以内かつ上限30万円の補助で,中心市街地の場合は上限40万円と更に10万円が加算されます。今年度の見込みを当初20世帯としておりましたが,最終的な昨年度の実績が29世帯であったことを踏まえ,30世帯分に増額するものです。申込世帯数は,本日現在で16世帯となっていますが,申込前の事前相談を,そのほかに2件受けている状況です。
補正予算2点目が,保育士等の処遇改善経費(約8,500万円)です。
国の制度改正に伴う保育士等の処遇改善経費であり,給与の2%増や副主任等の月額4万円増などの増額を図るものです。
市独自の処遇改善としては,年度当初から,勤務年数に応じて年2万5千円から7万5千円までの増額を行ってまいりましたが,改めて保育士の確保に努め,待機児童ゼロの継続を目指してまいります。
続いて,工事請負契約の締結 についてです。
新庁舎建設関連附帯工事として,約6億4千万円になります。
▲新庁舎完成予想パース図
附帯工事等のうち,
(1)本体工事との瑕疵(かし)担保(たんぽ)責任(せきにん)の明確化が必要なもの
(2)工事費の圧縮が期待できるものなど,本体工事と同一業者施工が望ましい工事の契約を内容としています。例示しているとおり, 映像や音響設備などの電気附帯設備工事,LAN配線などの通信設備工事,サイン・ブラインド,窓口カウンターなどの家具工事,庁舎と連結する災害用井戸などの外構工事の一部などが該当します。
また,現時点での新庁舎建設工事の進捗ですが,平成30年10月末完成を目指すとともに,平成31年1月使用開始に向けて工事を進めているところです。建物の基礎の部分を中心に工事しており,免震装置の設置を進めているところです。概ね予定どおり建設が進められております。
第4回石岡市議会定例会の提出議案のうち,主なポイントについては,以上です。
本日の説明は以上です。