定例記者会見-平成23年5月19日-

5月19日定例記者会見風景15月19日定例記者会見風景2

5月19日定例記者会見風景

本日は,お忙しい中この茨城県フラワーパークにお集まりいただきましてありがとうございます。
昨年に引き続きまして,今年もこのフラワーパークで定例記者会見を開催させていただくこととなりました。
今回の震災では一部ガラスが割れるなどの被害がありましたが,すぐに通常営業に戻ることができまして,ご覧の通り,当施設の一番の見どころとも言えるバラの最盛期を迎えようとしております。
それでは早速,本日の案件をご説明させていただきます。

東日本大震災に係る石岡市の状況について

まず,東日本大震災に係る石岡市の状況でございますが,これは4月の定例記者会見にて第1報を申し上げたところでございます。
今回はそれ以降の震災対応状況についてご報告申し上げます。
最初に,り災証明の発行状況についてでございます。
受付件数は,5月13日現在1,439件で,全壊が13件などでございます。
また,内閣府において不同沈下や液状化による住家被害に対して新たな指針が示されましたので,現在再調査を行っているところでございます。
これによりまして,例えばこれまで半壊以下であった建物が,全壊扱いになるなど,被害を受けた皆様が,補償等の面などで,より救済されるケースが増えることとなります。
次に,福島第一原子力発電所事故に伴う放射能測定についてでございます。
茨城県では,放射 線量率 測定を行っていない市町村の住民から測定の要望が多いため,モニタリングポストを設置していない31市町村でのモニタリングを5月から7月までの3カ月間,月2回行うこととなりました。
また,県から市町村へ携帯型簡易測定器が配布されましたので,石岡市ではこれを活用し,月2回の県のモニタリングを補完して市民へ公表してまいります。
ちなみに,測定値は,5月11日に県の測定器が0.121,簡易測定器が0.242で,屋外での活動が制限される1時間当たり3.8マイクロシーベルトを大きく下回っており,健康に影響がある数値ではございませんでした。
この測定値の差異でございますが,測定方法の違いによるものと認識しております。
次に,震災による廃棄瓦の一時受け入れについてでございます。
震災により被害を受けた屋根瓦を修理される市民の方を対象に,廃棄する瓦の保管場所を設置いたしました。
他市町村では,災害廃材の受け入れを,すでに止めているところも多いと聞いておりますが。石岡市では,屋根瓦に限り,受け入れを延長して対応しております。
受入期間は,平成23年5月4日から平成24年2月末日までの毎週水曜日・土曜日で,市民の方または業者が,瓦の種類により分別したものを,当市発行の「り災証明書」を持参のうえ直接搬入していただくこととなっております。
搬入場所は,小見地区にございますフルーツライン沿いの鹿島建設所有地といたしております。
最後に,牧草に含まれる放射性物質の対応についてでございます。
5月10日付で市内の牧草から基準値300のところ,その数値を超える放射性セシウム,1キログラム当たり340ベクレルが検出されたことから,市内55戸(乳牛44戸肉牛11戸)の関係農家へ,当日の午後6時30分にFAXを送信し周知したところでございます。
放射性物質の影響に関しては,この牧草の事例のみならず,農畜産物全般にわたり,生産者・消費者双方に不安感が広がっているのが現状でございます。
こうした状況を考慮いたしまして,市内JAと連携しながら,農産物や土壌を対象とした独自のサンプリング調査を行うなど,適切な対応を図ってまいりたいと考えております。
そして,サンプリング調査につきましては,先日5月11日に採取を行い,検査しておりました農産物について,昨日,結果が出ましたのでご報告させていただきます。
別添資料をご覧いただければと存じます。
有機大根,小松菜,カブなど,ご覧の12品目で,ヨウ素・セシウムともに,ほとんどが「検出せず」で,検出されたものも暫定基準値以下でございました。
この検査結果を見ますと,現時点での農産物の安全性は,確保されていると考えております。
震災関係につきましては,以上でございます。

鹿島鉄道跡地バス専用道事業について

次に2項目目,鹿島鉄道跡地バス専用道事業について4点ほどご説明させていただきます。
最初に,「かしてつバス・サポーターズクラブ」会員募集についてでございます。
本年3月25日より,かしてつバスをみんなで守り,さらなる利用促進を目的といたしまして,このバス路線を応援していただける方を募集しております。
年会費は,一口千円で何口でも申し込みできます。会員特典として,1日フリー切符や定期券特別割引などをご用意しております。申し込み窓口は,関鉄グリーンバス定期券発売所をはじめとして,ご覧の通りとなっております。
ちなみに,5月11日現在の会員数は612名,申し込み口数697口でございます。
2点目は,「かしてつバス・サポータズクラブ」協賛店舗募集についてでございます。
先ほどの会員募集とともに,協賛店舗の募集も併せて行っております。協賛店には,バス施設やホームページなどを活用し,店舗名のPRなどを通して,会員とのメリットの共有化を図ってまいります。
会員への優待特典は,各店舗で自由に設定していただくこととなりますが,会員の皆様は,そのお店で会員証を提示すれば,例えば商品の5パーセント割引きや2千円以上の購入で百円引きなどの優待サービスを受けることができるようになります。
3点目は,「かしてつバスネットワークニュース」の発行でございます。
これは,石岡・小美玉両市で設立している「かしてつ沿線地域公共交通戦略会議」において,定期的に発行している情報誌でございます。
4点目は,沿線住民による活動といたしまして,「かしてつバス沿線石岡ガイドマップ」をご紹介させていただきます。
これは,茨城県公共交通活性化会議の助成を受け,沿線自治会の代表が自主的に組織する「かしてつバス利用促進協議会」におきまして,沿線の見どころを紹介するガイドマップを作成したものです。
発行部数は3千部でございます。
最後に,バス利用者数の推移につきまして,ご報告させていただきます。
平成23年4月のデータでございますが,平日は,1日当たり870人,休日は464人で,平均723人となっております。なお,3月は震災の影響により数値を出しておりませんので,ご了承いただければと存じます。
傾向といたしまして,1月から2月にかけて微増だった利用者数は,4月に微減という結果となっております。
この微減に対する評価でございますが,JRが震災の影響でなかなか本格運行できなかった時期にあって,かなり健闘した数字であったと思っております。
また,道路がガソリンスタンド渋滞などで混雑する中,このかしてつバスは,BRTの持つ「定時性・速達性」というメリットを十分発揮したのではないかと考えております。

次に,イベント情報でございます。

茨城県フラワーパーク

まず,ここ茨城県フラワーパークの「バラだより」でございます。
今年は,紫色で青バラに最も近いと言われ,甘い香りのする「ラプソディブルー」やベルベットのような花びらで黒に近い赤色の「ブラックバッカス」などの品種が加わりまして,さらにお楽しみいただけることと思います。
期間は,5月28日から6月26日まででございます。

第20回八郷陶器まつり

次は,「八郷陶器まつり」のご案内でございます。
これは,市内に窯を開く陶芸家の作品の展示販売でございます。
期間は6月4日・5日で会場はこのフラワーパークとなっております。

観光巡回車運行

次は,観光巡回車の運行についてでございます。
運行日は,4月から6月の土日祝日で1日7便運行しております。
ルートは,JR石岡駅から常陸風土記の丘,朝日里山学校,フラワーパーク,やさと温泉ゆりの郷を巡るもので,1日フリー券ですので,どこで乗り降りしても,大人千円,小児5百円でございます。
ぜひ,1度ご利用いただければと存じます。

石岡ばやしCD販売

最後に,石岡ばやしのCDの販売についてご案内いたします。
これは,石岡市観光協会が制作したもので,「土橋獅子舞・染谷ばやし・三村ばやし・富田町ささらばやし」のすべてを収録した「石岡のおまつり」の集大成でございます。
価格は1,500円で,経済部石岡事務所などで販売いたしますので,ご紹介させていただきます。

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  • 【更新日】2013年8月13日
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