舟塚山古墳全景
舟塚山古墳の埴輪(常陸風土記の丘にて展示中)
舟塚山古墳は、全長186メートルの前方後円墳で、茨城県最大、東日本でも第2位を誇ります。
霞ヶ浦を見下ろす台地上に位置し、出土した円筒埴輪から5世紀の中頃(1500~1400年前)に作られたものと考えられています。墳丘は3段に土を盛り、その周りには溝(周溝)が巡っています。さらに墳丘の形は日本一大きい大仙古墳(伝仁徳天皇陵)に似ており、大和政権との関わりを伺い知ることができます。
また、古来より水運で栄えた石岡市らしく、霞ケ浦に向かう姿から、「入舟」とも呼ばれていました。