石岡市公共施設等総合管理計画に基づく個別施設計画を策定しました
石岡市では、「石岡市公共施設等総合管理計画」によると、保有する公共施設の延床面積は約27.1万m2・市民1人当たり3.57m2で、築30年以上の建物が約53%を占めています。そのうち、学校教育系施設は、全体の約54%を占め、他の公共施設に比べ老朽化している状況です。
今後、多くの学校施設で建替えの時期を迎えることとなり、多額の費用が必要となるため、適正な維持管理が課題となっています。
一方、児童生徒数は、昭和57(1982)年のピーク時から55%減少しており、小学校では複式学級が複数の学校で存在し、中学校の単学級は近い将来起こりうる可能性があり、明らかに学校の小規模化が進んでいる状況にあります。現在は、平成30(2018)年9月に石岡市小中学校統合計画審議会より受けた「石岡市小中学校の適正規模・適正配置等について【答申】」に基づき、具体的な統合の検討を進めているところです。
こうした状況を踏まえ、「石岡市学校施設個別施設計画」は、学校の適正規模・適正配置と連動した計画とする必要があります。
本計画は、学校教育環境の維持・向上のため、施設の長寿命化と学校の適正規模・適正配置の取り組みを連動して推進することで、
- 安心安全な学校施設整備
- 快適な学校教育環境の維持向上
- 教育の質を高めたより良い教育施設の充実 等
を目的として策定します。
2 計画期間
計画期間は、20年間とします(令和2(2020)年度から令和21(2039)年度まで)。
ただし、適正規模・適正配置の進捗や、地域全体の公共施設のあり方、人口変動など、学校を取り巻く状況の変化などを踏まえ、概ね5年ごとに、見直すこととします。
3 対象施設
小学校19校、中学校5校の計24校を対象とします。