石岡市地域気候変動適応計画について

　近年、気温の上昇、大雨の頻度の増加、それに伴う農作物の品質低下や熱中症のリスク増加など、気候変動によると思われる影響が全国各地で生じており、その影響は石岡市でも現れています。さらに今後、これらの影響は長期にわたり拡大する恐れがあります。

　そのため、地球温暖化の要因である温室効果ガスの排出を削減する対策（緩和策）に加えて、気候変動の影響による被害の回避、軽減対策（適応策）に取り組む必要があります。気候変動の影響は地域によって大きく異なるので地域特性を熟知した地方公共団体が主体となり地域の実状に応じた施策を、計画に基づき展開することが重要となります。

　そこで、石岡市の地域特性を理解したうえで、既存および将来にわたっての気候変動の影響を計画的に回避・軽減し、石岡市総合計画の「誰もが輝く未来へ共に創る石岡市」という将来像の実現を目的とし、本計画を策定しました。