石岡市における児童生徒数は,ピーク時と比較し約4割まで減少し,明らかに学校の小規模化が進んでいる状況にあります。また,今後も減少傾向は続くと予測されています。
学校の小規模化は,子どもたちを取り巻く教育環境に様々な教育環境を及ぼし,教育活動や学校運営に様々な影響を与えることが懸念されております。また,多くの友人や教師とふれあいながら育まれる社会性や人間性は,将来社会に巣立つ子供たちが必ず身につけなければならない大切な力です。義務教育という大切な時期に,適正な児童数・生徒数の集団生活のなかで,互いに認め合い,助け合い,競い合いながら成長できる学校環境を整えることが,子どもたちの学力向上と人間性の育成の両面において大切なことであると考えております。
石岡市教育委員会では,健全な子どもたちを育成する教育環境を整備と学校運営の充実を目的として,「石岡市立小中学校統合再編計画」を策定いたしました。
なお,この計画は,石岡市小中学校統合計画審議会において審議を重ね,平成30年9月に改訂された答申書を基に策定いたしました。