石岡市・小美玉市・かすみがうら市・茨城町の4市町において、令和5年5月25日(木)に廃棄物の不適正処理事案(不法投棄、不適正残土等)広域連携ホットライン協定を締結しました。
産業廃棄物などの不法投棄や無許可の土砂の埋め立ては増加傾向にあり、県内各地域でゲリラ的に発生しています。
また、その手口は悪質・巧妙化し、組織的に仕組まれるなど、単一市町村での対応には限界がありました。
こうした不法行為への対処には、初動が重要となるため、本協定によりリアルタイムで情報共有を図り、広域的なネットワークを駆使することで、実効的な抑止機能が期待できます。
また、これらの取り組みを広く内外にPRしていくことで、不法行為をやらせない地域、厳しく対応していく地域であることを周知し、自治体の枠を超えた監視体制を構築してまいります。
協定の内容
本協定は、不法投棄、不適正残土など廃棄物の不適正処理事案が発生又は発生の恐れがあるとき、市町が迅速に情報を共有し、不法行為に対し広域的な対応を講じるために、必要な事項を定めることを目的とした協定です。
不法行為に関し市町が連携する事務事業は、5つあり、情報連携・未然防止・周知啓発・地域住民との連携・その他特に必要な事項について連携し、迅速に対応にあたってまいります。