5月9日(月)
庁議のひとコマ
毎月上旬に開催する市の幹部会議を庁議といいます。今月は熊本地震を受けて、市の地域防災計画を見直そうと意見交換を行いました。
その冒頭で私は次のように言いました。
「このところ想定外の災害が起きていますが、いつ起こるか分からない災害に対しても、しっかりと想定していくことが求められています。そのために地域防災計画を見直し、大地震や水害に対する備えを確かなものにしたいと考
えます」
庁議は1時間近くこのテーマについて論じ、大きく次の3点が課題として浮き彫りになりました。
一つに、防災意識の向上で、これは職員や市民、児童生徒などを対象に周知徹底が求められます。二つに、緊急時の水の供給で、給水対策や井戸の問題があげられました。三つに、急傾斜地対策があり、対応として状況調査や防災パトロールに加え、斜面崩壊防止事業の推進について触れられました。
このほか、恋瀬川の河川改修については、国県要望の成果が実り、今年から事業化が決定し、年次計画のもと河川氾濫の災禍が年々抑えられていく見通しが立ちました。関係者のご尽力に心から感謝申し上げます。
安心安全のまちづくりに向けて、一歩一歩着実に実行していきたいと思います。
▲4月16日に熊本県益城町、20日に佐賀県武雄市に向け救援物資を送りました。