市長日記 チェンジいしおか若手市職員(広報いしおか11月1日号)

10月3日(火)

チェンジいしおか若手市職員

広報いしおか11月1日号・市長日記

14人によるワーキングチームが、働き方改革を目指して提言書を市幹部へ示しました。働きやすい環境、誇れる職場、そして何よりも市民のための市役所であるために、係長クラスの中堅が3か月間知恵を絞って、この職場改善のための提言書をまとめたのでした。提言は発表形式で行われ、私と松隈副市長、部長クラスの前で、14人の若手たちがパソコンを駆使したプレゼンテーションを行いました。

用意された最前列に座ろうとすると、すでに政策アドバイザーの前高萩市長・草間吉夫氏が笑顔で待っていました。草間氏がこの提言書の作成にあたり、助言しまとめのお手伝いをしてくれたのです。

「チェンジいしおか」と題した職場改善の内容は、草間氏のアドバイスもあって完成度も高く、若さとチャレンジ精神に溢れた頼もしい提案でした。男女にかかわらず堂々とした発表は、若手職員の資質の高さを感じ、明快ではっきりとした表現から時代の潮流を汲み取ることができます。私が20〜30代のころは、とてもこのような意見を言える環境にはなかったと記憶しています。
「今日は私の65歳の誕生日なのですが、発表を聴いて20代の頃の気持ちになりました」と講評を求められた私は切り出しました。
「市民ニーズが多様化し、国県の仕事が市町村に任され、市役所の仕事は確かに増えました。加えて、ふるさと納税や空き家対策、市役所建設など新しい事業も始まっています。時間外勤務が増えたり、忙しいと感じるのはそれらが大きな要因でしょう」

さらに、その分析が必要なことを付け加えました。特に行き違いやクレームなどトラブル対応は、時間とエネルギーを桁違いに使います。トラブルの件数が多い場合は、その原因がどこにあるのかを探り取り除くことが大切です。
提言の根底には市民目線のサービスがあり、その実現に向けて市役所全員でチャレンジするというまとめに感心しました。若い職員が問題意識を持ち、市民目線を忘れずに行動していく気概には、惜しみない拍手を贈ります。

市役所の人材が、市民共通の人財へとすくすく成長することを願って、ひとたび市長日記の筆を置きます。4年間、ご愛読ありがとうございました。

文・今泉 文彦

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  • 【更新日】2017年11月22日
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