石岡市では、令和6年3月に「第4期石岡市障がい者基本計画・第7期石岡市障がい福祉計画・第3期石岡市障がい児福祉計画」を策定しました。
計画の位置づけ
障がい者基本計画は「障害者基本法」に基づく計画で、障がい者施策を総合的に推進するための基本的な指針を設定します。計画期間は令和6年度から6年間です。
障がい福祉計画は「障害者総合支援法」、障がい児福祉計画は「児童福祉法」に基づく計画で、各年度における福祉サービス等の必要見込量や達成すべき数値目標を設定します。計画期間は令和6年度から3年間です。
本計画は、本市のまちづくりの方向性を示した総合計画を踏まえ、策定する計画であり、保健福祉関連の計画群の中にあり、本市の障がい者施策に関する個別の計画として位置づけられるものです。
基本理念
「障がいのある人もない人も安心して共生できるまち石岡」
すべての人が自らの意思決定によって生活のあり方を選択し、安心して暮らすことができる地域共生社会の実現に向けた総合的な施策を推進します。
SDGs(持続可能な開発目標)の達成を意識した取組
SDGs(持続可能な開発目標)とは、「2030年までに私たちの社会をもっとよくしていく」ことを目指して、平成27年9月の国連サミットで採択された国際目標、行動計画のことで、17の大きな目標と169のターゲットから構成されています。
本計画と特に関連するSDGsの目標は以下の7つの目標となっています。本計画を推進していくことが、地域共生社会の実現や障がいのある人が抱える課題解決のみならず、SDGsの達成のうえでも重要といえます。
【目標3】すべての人に健康と福祉を | |
【目標4】質の高い教育をみんなに | |
【目標8】働きがいも経済成長も | |
【目標10】人や国の不平等をなくそう | |
【目標11】住み続けられるまちづくり | |
【目標16】平和と公正をすべての人に | |
【目標17】パートナーシップで目標を達成しよう |
音声コード(Uni-Voice)について
本計画の各ページに記載されている二次元コードは、視覚障がい者の情報取得をサポートする音声コード(Uni-Voice)です。
音声コードUni-Voiceとは、印刷物の文字情報を二次元コードに変換したものです。
音声コードUni-Voiceは、特定非営利活動法人日本視覚障がい情報普及支援協会(JAVIS)が開発しました。
音声コードUni-Voiceはスマートフォンや専用読み取り装置で読み取ることで情報を音声にすることができます。
現在、障害者差別解消法の「合理的配慮」「事前的改善措置」の法的義務として情報のアクセシビリティが求められていますが、印刷物に音声コードUni-Voiceを貼付することで視覚障がい者や高齢者などへ情報を提供することが可能です。
また、音声コードは通信不要でコードの読み取りや音声の読み上げが可能です。
そのため多言語版の音声コードUni-Voiceは外国人観光客の対応として多くの観光地でも活用されています。