令和元年8月7日(水)、石岡市役所にて、地域医療に係る有識者や石岡地域の医療機関の代表者、行政関係者が集まり、「第1回地域医療に係る対策を検討する専門委員会」を開催しました。
この専門委員会は、昨年開催した市民医療懇談会での意見や、本年4月以降、県や医師会の協力のもと実施してきた石岡地域の医療の現状分析の結果等を踏まえて、石岡地域に必要な医療体制について、具体的な方策を協議・検討していくために組織したものです。
第1回目の今回は、石岡地域の医療課題について情報共有や意見交換を行いました。
石岡地域の医療課題として、常勤医及びコメディカル不足、医療資源の偏在、初期救急及び二次救急体制の維持、病床の不足、産科・小児科不足などが整理・共有されました。
また、課題の整理を受けて、委員からは「常勤医師やコメディカル不足は深刻であり、医師が来るような魅力的な環境づくりが必要」、「5年10年先の医療を見据えた救急体制の充実が望まれる」、「病床不足の病院と医師不足の病院があり,地域全体で対策を検討していく必要がある」、「それぞれの病院の強みを生かせるよう病院間のすみわけや連携の強化を図りたい」、「医療体制の充実は雇用にもつながる。行政が支援をしていくことも必要」といった意見が交換されました。
次回会議は9月19日(木)に開催し、今回いただいた意見をもとに具体的な方策について検討する予定です。