昔,村上の地は「村上千軒」といわれるほどの大きな村であった。そこに住む病気がちの父親と息子は,薪を売って生計を立てていた。ある時,息子は薪が売れず,父親の唯一の楽しみである酒も買えないと,途方に暮れながら歩いていると,木立の間からコンコンと湧き出る水があった。それを汲んで帰り,父親に飲ますと諸白(上質の酒)であった。息子が飲んでも水で,それを飲み父親は病気が回復していった。「親が飲めば諸白,子が飲めば清水」という養老孝子の伝説である。
場所 | 村上 |
昔,村上の地は「村上千軒」といわれるほどの大きな村であった。そこに住む病気がちの父親と息子は,薪を売って生計を立てていた。ある時,息子は薪が売れず,父親の唯一の楽しみである酒も買えないと,途方に暮れながら歩いていると,木立の間からコンコンと湧き出る水があった。それを汲んで帰り,父親に飲ますと諸白(上質の酒)であった。息子が飲んでも水で,それを飲み父親は病気が回復していった。「親が飲めば諸白,子が飲めば清水」という養老孝子の伝説である。
場所 | 村上 |
石岡市ホームページをより良いサイトにするために、皆さまのご意見・ご感想をお聞かせください。
なお、この欄からのご意見・ご感想には返信できませんのでご了承ください。