【リーディングプロジェクト】地域ぐるみの有機農業の推進

「オーガニックビレッジ宣言」を行いました

石岡市は、都心から北東に約70kmの首都圏にありながら、肥沃な大地と温暖な気候に恵まれた農業の盛んな地域です。この地域特性を活かしながら、本市では有機農業を積極的に推進するため、自然環境の保全に資する環境保全型農業などに取り組んできました。

国は令和3年に「みどりの食料システム戦略」を策定し、2050年までに国内の農地に占める有機農業の取組面積の割合を25%(100万ha)に拡大することを目標に掲げました。環境と調和のとれた食料システムの構築に向け、有機農業の重要性は益々増加しています。
そこで本市も国の施策に合わせ、令和6年度より「オーガニックビレッジ宣言」に向けた取組を開始し、令和7年3月28日(金)に石岡市有機農業実施計画を策定、「オーガニックビレッジ宣言」を行いました。

オーガニックビレッジ宣言書

宣言書写真(秘書課撮影)

野菜持ち(秘書課撮影)

「みどりの食料システム戦略」とは

SDGsや環境について国内外の関心が高まる中、我が国も食料・農林水産業において的確に対応するため、農林水産省が令和3年に策定した方針です。

農林水産省「みどりの食料システム戦略」(外部サイト)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/

「オーガニックビレッジ」とは

「みどりの食料システム戦略」を踏まえ、有機農業の生産から消費まで一貫し、農業者のみならず事業者や地域内外の住民を巻き込んだ地域ぐるみの取組を進める市町村のことです。

オガビレ(1)

 

 

 

農林水産省「オーガニックビレッジ」(外部サイト)

https://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/yuuki/organic_village.html

 

 

「有機農業」とは

「有機農業」の定義として以下の3つがあげられます。

(1)化学肥料・農薬を原則使わない

(2)遺伝子組み換え技術の利用等を行わない

(3)農業生産に由来する環境への負荷を可能な限り低減する

オガビレ2

 

石岡市では古くは1970年代から有機農業が行われており、現在も有機農業者は増加しています。

石岡市の有機農業の取組は県外でも高い評価を得ており、2023年3月にはJAやさと有機栽培部会が、日本農業賞 集団組織の部で大賞を受賞し、同年11月には農林水産祭 園芸部門の内閣総理大臣賞を受賞しました。

石岡市での取組

◎令和6年度に実施した主な取組

1.有機野菜の配布
地域の子どもたちに新鮮な地元の野菜を家庭でも味わい、有機農業への取り組みを知ってもらうため、市内の小学校全15校と特別支援学校(小学部)、保育所・幼稚園・認定こども園18園に有機野菜を配布しました。
この様子は「広報いしおか(2025年3月1日号-No.466)」でも特集されておりますので、ぜひご覧ください。

野菜配布01

2.有機農業の新規就農者へ有機資材の支給

◎令和7年度以降に実施予定の取組

1.生産に関する取組
  ・有機栽培農地の団地化推進
  ・有機農業技術講習会の開催

2.加工・流通に関する取組
  ・販路拡大へ向けた商談や意見交換会の実施
  ・市内飲食店等でのメニュー開発支援

3.消費に関する取組
  ・有機農業の積極的な情報発信
  ・学校給食への有機食材提供

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このページの内容に関するお問い合わせ先

農政課

〒315-0195 茨城県石岡市柿岡5680番地1 八郷総合支所 1階

電話番号:(代表)0299-43-1111

ファクス番号:0299-43-6384

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  • 【更新日】2025年4月2日
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