9月20日(土),石岡市民会館大ホールロビーで「陣屋門移築速報展」を開催しました。
午前10時から行った現場説明会(会場の玄関前)では,今回の工事の設計監理者であり石岡市文化財保護審議会委員の神戸信俊さんが,門の構造や修理の方法などを約45分にわたって解説。集まった約60人の皆さんが耳を傾けました。
また,会場内には江戸期から近年まで各種の桟瓦・軒瓦,過去2代の「しゃちほこ」などとあわせ,大津市・美濃邉惠一氏の作である新しい鬼瓦と「しゃちほこ」を展示。来場された市民の皆さんは,「日本一」と言われる鬼師の技に見入っていました。パネルで陣屋門の歴史を紹介したコーナーでは,皆さんから「冊子にして配布してほしい」などのご意見もいただきました。
1日だけの展示となったのは,開催した市としても残念ですが,11月下旬に予定している陣屋門完成の折も,何らかの企画展示を行いたいと思います。その折は皆さん是非ご来場ください。
陣屋門の前で説明を聞く参加者 | 展示は市民会館内で行いました |
新旧しゃちほこが並びます |