間もなくお正月を迎えようという12月24日,陣屋門に門松を立てました。
最初は,この地方の江戸時代の門松を再現しようと考えましたが,資料が見つからなかったため,名古屋の「徳川園」に立つ「黒門の松飾り」をモデルに作成しました。江戸時代,名古屋地方では,1本の青竹と松,そして笹だけを用いた門松だったとのこと。府中陣屋の主・府中松平家は徳川御三家の1つである水戸徳川家の御連枝ですから,案外,名古屋地方のこのような門松を立てていたかも知れません(?)。
門松の材料は,文化振興課の職員宅などから調達。門松づくり初体験の職員2人が作ったため不出来な門松ではありますが,どうぞご寛容ください。
なお,この門松は1月13日(火)まで飾る予定です。