11月30日(日)、陣屋門竣工式を実施しました。
石岡市教育長の開会の言葉,市長からの挨拶に続き,来賓の市議会議長と石岡小学校長のお二方からご挨拶をいただきました。テープカットに代えて行った「陣屋門開門」では,石岡小学校児童の皆さんが元気いっぱいに「開門!」という掛け声をかけてくれ,主催者・来賓の皆様は,これに応じて紅白の綱を引いて門を開けました。
つづく「石岡囃子の披露」では,石岡小学校の「郷土芸能クラブ」の皆さんや各町内でお囃子などを経験している児童の皆さん、そしてPTAの有志の皆さんが、石岡囃子を演奏してくださいました。その踊りの舞台は、石岡小学校に保管されている石岡市指定文化財「金丸町の山車」。
この山車は、大正11年(1922)に石岡市の金丸町が東京から購入したいわゆる「江戸型山車」で、その後、「石岡のおまつり」にあわせて改造されています。現在見られる「石岡のおまつり」の山車の原型として興味深い資料であるとともに,大正12年の関東大震災で壊滅的打撃を受けた「江戸型山車」の姿を伝える貴重な証言者ともなっています。
約30分にわたる熱演に、会場に集まった約300人の皆さんは盛んに拍手を送っていました。
▲石岡小児童・PTAの皆さんによる石岡囃子も |
▲来賓の皆さんによる開門 |